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なんとなくで終わらせない!フォロワー数の最適な分析方法

こんにちは!Petrel(ペトレル)編集部の、のんのんです。
今回のnoteは、Instagram(インスタグラム)の運用におけるKPIについて第3弾となります。

Petrelでは(2020年3月現在)「1ヶ月フォロワー増1万人以上」をKPIに設定して運用を行っていますが、目標を達成するためにフォロワー数の増減を分析して投稿する内容や時間帯を調節しているんです!

そこで本日は、Petrel編集部が実際に行っている「フォロワー数の分析方法」をご紹介します。なんとなく増えたり減ったりするフォロワーをしっかり分析することで設定したKPIを確実に達成しましょう!

ちなみに・・・
第1弾では、インスタでメディア運用を行う際のKPI設定の仕方。



第2弾では、KPIを達成するための投稿分析の方法を、「エンゲージメント率」を重視するべきとした上でご紹介してきました。



ぜひ今回のnoteと合わせて読んでいただければと思います!

さて、Instagram(インスタグラム)で運用を行う際にKPIとして最も掲げられがちなのが「フォロワー数」ですよね!なぜ、フォロワーが多い方がアカウントとして良いと言われているのか。なんとなく分かるかとは思いますが、まずはその理由から簡単にご紹介します。

フォロワーが多い方がいい理由

①投稿を見てくれる人が増える
フォロワーが増えれば、必然的に投稿を見てくれる人数が増えることになります。「いいね」や「保存」ををしてもらう数が増えればその投稿が人気投稿に選ばれてフォロワー外のおすすめに表示されたり、投稿をストーリーやリポストで拡散してもらう機会が増えることでリーチが拡大します。そうすることで、商品やブランドの認知拡大に繋がります。

②アカウントとしての信頼性アップ
フォロワーが多い方がアカウントとしての信頼性が上がります。例えばフォロワー10人のアカウントとフォロワー10万人のアカウントが一緒に「今、この商品が人気だよ!」という投稿を行うことと仮定します。当然、フォロワー10万人のアカウントの方が信憑性が高く感じられ、「自分もその商品を試してみたい!」とう気持ちになりますよね。

フォロワーの数=アカウントの人気度とも考えられ、フォロワーが多いほど影響力も自然と大きくなっていきます。

③情報収集にも役立つ
インスタのストーリーズでアンケート機能を使えば、フォロワーの情報や意見を収集することもできます。アンケートは当然ながら回答数が多いほどより信頼性のある結果を得ることができます。現在フォロワーが18.2万人のPetrelでアンケートを取れば、平均で約350~500人が回答してくれます。ワンタッチ形式のアンケートにすればなんと約8,000人のフォロワーさんがアンケートに協力してくれることもあるんです!

Petrelではこれらのアンケート結果を元にキャンペーンを行ったり、記事の作成に役立てたりしています。

フォロワーを増やす目的を改めて理解することで、投稿のモチベーションも変わってきますよね。続いて、フォロワー数の分析方法をお話します。


Petrelのフォロワー推移

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こちらは、2020年3月1日から2020年4月1日までのフォロワー数の増加推移と前日比のフォロワー増加数をグラフにしたものです。

弊社では自社のSNS分析ツール「MASAI」を分析に使用しています。


1ヶ月全体で見るとフォロワー数はスムーズに伸びているように見えますが、1日で増えるフォロワーの数には凸凹と波があるのがわかります。

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例えば、2020年の3月8日には前日比で647人もフォロワーが増えています。

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それに対して、2020年3月3日は178人しか増えませんでした。

なぜ、このような差が生まれるのかを分析していきます!

もちろんこの差には投稿内容が最も関係してきます。「いいね」や「保存」がたくさんくる投稿。つまりエンゲージメント率が高い投稿をすることはもちろんですが、新しいフォロワーを獲得するにはリーチを伸ばす必要があります。

リーチを伸ばすには、ターゲット層(Petrelだと10・20代の若者)がよく使っている人気の#(ハッシュタグ)をたくさんつけたり位置情報をしっかりつけることが大切です。Petrelを知らないユーザーに見つけてもらう機会を少しでも増やすことに努力を惜しんではなりません。

早速、フォロワーがたくさん増えた日とそうでない日の投稿内容とリーチ数を比較していきたいのですが・・・その前にPetrelを運用してきて私が感じる投稿時間とフォロワーが増加するタイミングの時差についてお話ししたいと思います。

フォロワーが増えるタイミング

投稿をするとその日中にたくさん「いいね」がきて、リーチが拡大し、フォロワーが増えるのが基本なのですが、Petrelではフォロワーが10万人を超えてきたあたりからこの流れに少し時差がでてきました。

フォロワーが18万人を超えた現在、投稿をするとその次の日にフォロワーが増えるという流れが顕著に現れているんです。

これはフォロワーが多い分、投稿がフォロワー全員に拡散しきるのに時間がかかり「いいね」が付ききるにもゆっくりになったのが原因ではないかと思います。これによりリーチが後からじわじわ拡大するようになったので、投稿をした次の日にその投稿に対するフォロワーの増加が生じるという時差現象が起きているのではないかと・・・。

なので今回はフォロワーが伸びた日の前日と、フォロワーが伸びなかった前日の投稿とリーチ数を比較していきたいと思います!

フォロワー数の分析方法

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こちらは、フォロワーが647人増えた前日の投稿です。

全ての投稿でリーチ数が200,000を超えており、新たなフォロワーの獲得チャンスが多かったのがわかります。この日は特に「#ジャングリラ」の投稿がフォロワーの増加につながったと考えられますね!

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続いてこちらはフォロワーが178人しか増えなかった前日の投稿です。

先ほどより明らかにリーチ数が少ないですよね。
Petrelでは1日3投稿のに2回は高いリーチ数が取れるように投稿内容を決めていますが、この日はうまくいかなかったようです。

このようにフォロワー数の増加にはリーチ数が大きく関係しているので、なんとなく増えたり減ったりするフォロワーにうんざりしているという方はぜひリーチ数を分析するようにしてみてください。

ここからはリーチが高い投稿と低い投稿の違いになってきますが、この辺は前回のnoteと同じような流れになるのでカット!

エンゲージメント率からだけでなく、フォロワー数からも投稿分析を繰り返していくことによって本当にフォロワーが増える投稿が見えてくると思います。

ちなみに「1ヶ月にフォロワー1万人増」を毎月の目標にしているPetrelでは、月の上旬でフォロワー数を徹底的に伸ばす投稿をしたり、1万人増加を早めに達成できた場合は伸びるか伸びないかわからない投稿を実験的に行ったりもしています。

投稿分析を深めていくことによって増加数をなんとなくコントロールできるようにもなってきますよ〜〜!効率よくアカウントを運用するにはこれらの分析は必要不可欠です。

終わりに

今回分析に使用した弊社のSNS分析ツール「MASAI」では、フォロワー数だけでなく期間を指定して、ハッシュタグや投稿時間など様々な視点からアカウントを分析することが出来ます。

また、このように分析を通してInstagramアカウントの運用代行やコンサル、セミナーなどをも行っていますよ。

どのような方向性でどんな投稿をしていけばいいか分からない・・・なんて方はぜひお気軽にお問い合わせください!

その他にもSNSの分析ツールやデータの提供など、ソーシャルに関するお手伝いをいろんな側面で行なっております。

もちろんPetrelでトレンドに敏感なユーザーにアプローチしたい!なんていうご相談も大歓迎です♡
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