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シーレからアングレーム国際漫画祭のこと、ヴィヴェスのことをかんがえた

こんにちは。あるいはこんばんは。おしゃま図書です。エゴン・シーレにすっかり浸った週末について、noteに書きましたが。

1月26~29日まで、フランスではアングレーム国際漫画祭がありました。第50回という節目の年。
いったい誰がグランプリの栄誉に? と思ってましたが、「未来のアラブ人」のリャド・サトゥフでしたね。そっか。完結したのか。


日本人では、「進撃の巨人」の諫山創が第50回の特別賞、池上遼一と「富江」シリーズなどホラー漫画を手がけてきた伊藤潤二が特別栄誉賞を受賞したことがニュースになりました。 


そのほかにも、坂口尚の「石の花」が遺産賞。


押見修造の「血の轍」が連続作品賞。


いつか祭の季節にアングレームに行ってみたいな。

で。ここからが本題。
今回のアングレームで、バスティアン・ヴィヴェスの作品が直前で展示されないことになったというのをネットで知りましてね。児童ポルノ禁止法に触れる疑いがかけられているというのが理由だそうで。なかなかにSNSも荒れたようで。

才能ある若手作家の一人だけれど。 
ヴィヴェスの名前を始めて知ったのは、多分、かわかみじゅんこさんの「パリパリ伝説」だと思います、どの話だったかは忘れたけど。。。
なんか、種類は違うけど、今回の騒動で、シーレの事件(少女誘拐事件)を思い出してしまった。シーレは少女をモデルにヌードデッサンしてたおかげでポルノ扱いされて、たくさんの作品を燃やされてしまったじゃないですか。けれど、今は世界的な画家としての地位が確立してるでしょう? 
ヴィヴェスの問題になった作品を読んでないので、なんとも言えませんが、ペドフィリアとか、近親相姦とか、そういう内容が物議を醸しているのよね。
でも、議論好きなフランス人らしいなと思うのは、だったらこの際、セクシュアリティとバンドデシネについて話し合いましょうってシンポジウムをやるところですね。
それでどんな話し合いがあったのか。ちょっと気になります。

ラジオフランスのPodcastでも、アングレームの話をしてるのあったんですけど、めちゃ早口で、ヴィヴェスについてなんか言ってんなー、くらいしかわかりませんでした。。。ショボン(´・ω・`)

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