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ルームシェアでの人間関係トラブル

誤解を恐れずに言わせてもらう。

カナダに住んでいてたまに、いや割と高確率で思うのだが、突発的な感情任せでトラブルを起こす大人が多い。
こんな言葉を気軽に使いたくはないのだが、わかりやすく言ってしまうと野蛮だと感じる場面が多い。
日本にいると絶対に出会わないようなタイプの人と、出会う可能性が本当に高いのだ。

まず、なぜこんな事をツラツラと書いているのかというと、私のパートナーにまつわるトラブルが最悪。

彼は冬の期間、カナダを離れて暮らしている。
その間に部屋を他の人へ貸し出しているのだが、このテナントがトラブルの中心人物なのだ。
ドラッグやお酒でHighになった事による住民トラブルだけではなく、ペット禁止にも関わらず猫を連れていたのだ。
この状況が改善しない場合、私の彼は強制退去を余儀なくされ、規定に反していることによる罰金もあり得る。

この状況は最悪なパターンなのだが、暮らしてみないとわからないことということは、あまりにもリスキーで家主からしたら博打でしかない。

カナダはルームシェアが一般的で、私のような外人だけではなく、カナダ人も最初は大体シェアをする。
自分が家主になったと想定してほしい。
どうやって住む前にヤバイ奴だと判断できるのだろうか。
部屋の整頓や掃除ができないのはまだ可愛いもので、いくらハウスルールを設けても意味がないことも多い。
その為に家賃の半額を予めデポジットとして払うのだが、デポジット以上のデメリットだと家主は苦痛でしかない。


ここまでは家主目線の話で、いまいちピンとこないと思うので、私が聞いたシェアメイト問題を少し。

前途でも書いたように、整理整頓や掃除が苦手なのは全く問題がない。
しかしそれも、他の住民を巻きこまない場合に限る。
女性の使用済み生理用品が見える場所に置いてあったり、自分の食材などが誰かに使われている。
一人部屋に勝手に侵入され、所有物を使われることもある。
幸いにも全て私に起きたことではないが、考えただけでもおぞましい。

家庭それぞれは小さな国のようなもので、一家庭から生まれた法律や規定は他の家族にしてみたら理解できない。

常識はあくまで自分の中での常識でしかないのだと、痛感させられる。

問題のあるルームメイトは、たいてい注意しても改善しない。
それならば、出ていくのを待つか、自分が直ぐに出ていくしかないのだ。

私はなんとか人徳に恵まれて、大きなトラブルを目の当たりにしたことはないのだが、海外にワーホリで渡航しルームシェアをする場合には、テレビのようなキラキラだけではなく、昼ドラのようなどろどろした展開もあり得ることを忘れないで欲しい。


日本にもトラブルメーカーは必ず存在する。
外人だからとか、日本人は違うなどの差別を促す為に書いていることではないことは、最後に念を押させてもらう。


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