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小さな公園だからこその夏の風を感じられる遊びを考える。

つくしの仲間が、短い夏休みに子どもたちが、わくわくできるようなモノづくり遊びをやってみるのはどうかな?と提案してくれた。オープンエアな外で、密を避けて、いつもとちょっと違う遊びの時間を。やりたい子が、自分で何かを選んで、思い思いにつくるような。つくるって楽しいから。

楽しい公園づくりのための活動も、公園愛護会の活動

公園の清掃や除草、遊具の点検・公園利用者へのマナー指導などが、公園愛護会の主な活動と書かれていますが、花壇や低木などの植栽の管理、地域の行事など、公園や地域の特性に合わせた活動内容を会で検討し、PRしながらたくさんの人に参加してもらい活動している愛護会もある旨、鎌倉市の愛護会活動の手引きにも書かれています。

ほかにも、たとえば横浜市にも、地域の人(子どもも大人も!)が参加できるいろいろなイベントを企画・実施している公園愛護会がいくつもあります(今後いつか紹介していきたいと思います)。

小さな公園でやるモノづくり遊びに大切なことって?

ということで作戦会議。今回私たちが考えているのは、子どもが楽しめる公園での創作あそび。私たちが活動している長谷つくし公園は、住宅地の間にある750平米くらいの小さな公園。さて、何をしよう?世の中には、子どもの造形教室や、工作教室、アートのワークショップなど、いろんなモノづくりの時間がある。本もあれば、ネットにもネタや方法はいろいろある。いろんな例を見たり話したりしながら、私たちは「大切なのは何か?」を考えていた。

公園でやるってことは、誰でも参加できること。いろんな年齢のみんなが楽しめること。あらかじめメンバーが決まっているお教室ではない。何らかの技術の向上を目的としている訳でもなければ、対象年齢もない。小さい子も、小学校高学年も、みんながそれぞれ楽しめる遊びが良い。閉ざされた場ではなく、やりたいと思った人がその場ですぐに参加できること。

そして参加しない自由もあること。公園を占領してしまうのではなく、普通に公園で遊びたい子が疎外されないこと。

外だからこそ、楽しいこと。室内でやる工作をただ外に持ってきたってつまらないし、やりにくいだけ。風を感じたり、飛ばしたり、走らせたり、水を使うとかもアリだし、大きなものを作るとか、木や遊具を使って何かするとか、外だからこそ、公園だからこそ、楽しいことっていろいろある。

集まらずにできること。決められた時間に一斉に始めるクラス形式ではなく、好きな時間に参加して、好きな時間に帰る。けど、何となく繋がりが感じられる仕組みを作ろう。ふらっと遊びにきた小学生が参加できることも大切。だから、まずは参加費や材料費がかからない方がいいね。

歩いて来れる子たちの遊び場で、子どもの居場所だから、大人の商業的映えは要らない。でも、いつもの公園が、いつもとちょっと違う1日になったら、それはもうきっと楽しい夏の体験になっちゃうなあ。とか。

まずはじめの一歩、をどうするか。

まずは準備もカンタン、作るのもカンタン、アレンジもいろいろできそうな、紙の鳥をつくって飛ばしてみるのはどうだろう?ということに。

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好きな色に塗ったり、目や模様を描いたり、いろんな紙でつくったり、すべり台や階段の上から飛ばしてみたり、どうしたらもっと飛ぶか研究したり、家に帰ってからも遊べるし、家をつくってあげたり、家族をつくってみても面白いかも。

ということで、アイデアの種に芽が出た感じ。さあ、これから実現に向けてどう動いていくのか?実現できる?それとも!?この先どうなるか、お楽しみに。



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