2015年9月第3週

16日(水)

突如として休日となったので、この機会に8月からの懸案でした母方のじいさんのお墓参りへ向かいます。サービスエリアで休憩を、と思ったらいつの間にか 足柄サービスエリア ではなく、EXPASA足柄 とお呼びしなければならないようです。天気を心配しながら走らせましたが、フジヤマ も我々を歓待してくれているようです。

EXPASA足柄 が エヴァンゲリオン づいていたので調子に乗って同乗のお二人を一緒に収めてきました。我が家的にはかなり稀有な3ショットです。

墓参り終了です。ひさしぶりに3人そろっての外出ですので無理やりに自撮りショットに引き込みます。写真から伝わるかどうかわかりませんが、こういうことにノリノリな ジジ とどう反応していいか?戸惑いながらすまし顔になる ママさん と二人の素が垣間見える写真となりました。

いつもいつも墓参りではおいしいものを食す機会を逃しがちです。今回はもう開き直って 新東名 でいただくことにします。駿河湾沼津 なんてなんかおいしい海のものをいただけるんじゃないかと脳内にドーパミンが……。フードコートなんであまり期待はしてはいけないなと思いつつ、 沼津港海鮮食堂 サマサ水産 漬けカツオ煮アナゴ丼 をいただきます。広島 から 東京 に来た時分、がっかりしたのはこちらの カツオのたたき がホントにおいしくなかったこと。東京モンは カツオ に関しては気の毒だなぁなんて厨房だった オッサン は生意気に思っていました。ここの 漬けカツオ、結構クオリティ高かったです。

名前が サービスエリア から EXPASA にかわっただけでなく、外観もすごいです。少しケバイ感じが品のなさを……。いえ、なんでもありません。

19日(土)

明治安田生命 J1リーグ 2ndステージ 第11節 川崎FRONTALE vs. 名古屋GRAMPUS へ、オッサン 朝から気合十分です。今年で3回目を迎える「川崎の車窓から~東急グループフェスタ~」 の日。記念入場券を購入するため 武蔵小杉 駅へ向かい、そのついでに列形成に加わります。朝から夏の 三浦半島 で見るようなもやがかかっていますので、個人的に勝手ながら今日の天気は晴れに決定しました。

一度帰宅、歯医者、昼食を経て、再び 等々力競技場 へ。歯医者(敗者)って、縁起でもありませんが今日は負ける気が全然しません。そしていつもの ピコリーノ もすでに試合に向けて準備万端です。

年々、大々的になる「川崎の車窓から~東急グループフェスタ~ 」 です。メインスタンド前の広場にこれだけ賑わうのはさすが 東急グループ のお力です。のるるん のふわふわバルーンは今日がデビューだそうです。

スポーツの秋とよく言われますが、少し気温高めです。それでも空の雲の様子は明らかに夏のそれとは変化しています。

スポーツ観戦においてゲーム内容がどうかにかかわらず、常にクオリティコントロールの効いたものを提供する存在、キャラクター達です。左より、コムゾーふろん太ルフゴンカブレラルフ子(すべて敬称略)です。 東急グループフェスタ ですから 制帽 をかぶっている FRONTALE のレギュラーキャラたちです。一人やたら着けているものが……。

ハーフタイムにも登場した5人組ですが、一人運ばれているものが。新たに
段ボール電車 を腰につけているキャラもいます。段ボール電車 をつけていないキャラもいらっしゃいますが、その理由は深く詮索しないことにします。今日の試合、オッサン 公式で 等々力劇場 と認定させていただきます。圧巻の6得点に、ちょっと余計な1失点。 武蔵小杉・新丸子・武蔵中原 あたりで飲みすぎが許される夜です。

20日(日)

朝から 大泉学園 駅でやたら ハト さんに見つめられました。あまりに視線を外さないのでこちらもこの出会いをデジタル情報として永久に残します。

夕刻から、町田野津田競技場 へ。明治安田生命 J3リーグ 第29節 FC町田ゼルビア vs. レノファ山口FC を観戦。J3 の首位と2位の直接対決。勝ち点差6。ゼルビア 的には少し気持ちが空回りしました。気持ちと気持ちのぶつかり合いは レノファ山口 に軍配が……。町田ゼルビア にとっては悔しすぎる結果です。しかしながら認めざるを得ません レノファ の攻撃陣に拍手。


今週の新しい言葉(もはや今週の新しい人?)

大和魂 - デッドマール・クラマー

もはや、とうとう言葉とは言えないものを扱い始めました今週の新しい言葉です。今週はやはり オッサン 的にはこのことに触れずにいられません。クラマー さんが亡くなりました。ドイツ から 東京オリンピック を前にした 日本 にサッカーのコーチとして来てくださった方です。
オッサン のつたない知識では当時の 日本 のトップ選手がいかに基本的なプレーができていないか?、認識させてくれた指導者だったようです。確かに昔の映像を見るとこの人のトラップ(ボールを止める技術)の見本は土のグラウンドにもかかわらず、まったく無理なく一連の動作で見事にこれほどボールが従順だったかと思えるほど足元を離れません。元日本代表 釜本邦茂 さんも自分たちがいかに下手だったか気づかされたという話を聞いたことがあります。
そんなサッカー文化のプリミティブな 日本 に来てくれたその原点には先の大戦での 日本人 に対する印象があったそうです。日本 の戦闘機が火に包まれながらも敵の中へ飛び込んでいく姿を見て、強烈なものを受けたようです。そして 大和魂 というものに強い興味を持ったと知りました。
そんなサッカーの 後進国 の 日本 のプレーヤーを紳士的に扱ってくれたことも知られています。(時に クラマー さんの指導時の酷い言葉をどうやって訳すか苦労したなんてこともあったようですが……。) そして バイエルン・ミュンヘン で UEFAチャンピオンカップ で優勝した時も「 最高の瞬間は日本がメキシコ五輪で銅メダルを獲得したときです。私は、あれほど死力を尽くして戦った選手たちを見たことがない。 」と 日本人 のことをこんな時に言うかって場面で吐露したことも。
クラマー さんの話を知ると 日本人 が持っているなにかについて、 オッサン は海外へ行ったことも、外国人の親しい友達もいないので、よくわかりませんが、ここまで クラマー さんに言わしめた 日本人 という血を意識せざる得ません。
最後に クラマー さんが任期を終えて帰国する時の 提言 と「 言葉の魔術師 」として知られる指導者の 言葉 を「 ウィキペディア 」からコピペでチョロッと紹介して オッサン のささやかな追悼と感謝と改めて オッサン が 日本人 であることの確認とさせてください。

  1. 強いチーム同士が戦うリーグ戦創設。

  2. コーチ制度の確立。

  3. 芝生のグラウンドを数多く作り、維持すること。

  4. 国際試合の経験を数多く積むこと。代表チームは1年に1回は欧州遠征を行い、強豪と対戦すること。

  5. 高校から日本代表チームまで、それぞれ2名のコーチを置くこと。

サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする


今週のパノラマ

いつもの列抽選の時より 記念入場券 を購入するため早めに到着した 等々力競技場 の人もまばらなメインスタンド前。