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傘という認識

汚い玄関でお目汚し失礼します

扉や床に散乱しているのは本家本元の傘。
本来、傘があるところに一本ちいさな傘が写っている。これは、プロサッカーチーム「横浜F・マリノス」の応援グッズのひとつ「トリパラ」と呼ばれるもの。僕らマリノスサポーターは、チームが勝利するとこの小さなトリコロール柄のパラソルを回しながら、勝利の歌を声高に歌うのです。

今シーズンは、子どもたち3人(1歳、年長、小2)と7試合観戦している。戦績としては6勝1分とかなりいい思いをさせてもらっている。それだけ、トリパラを回す機会に恵まれているということ。いつも、そんなに感情を露わにしない両親がこの時ばかりはと大声を上げ、歌う両親を見る。そして、同時に周りの数千人、スタジアムに集う数万人の人間の感情に直に触れる。上、ふたりの子どもたちは親の思惑通り?ちいさなサポーターとして一応望んで?スタジアムについてきてくれている。
いちばん、下の1歳11ヶ月の次女も嫌がる様子はなく、そこにいてくれている。もう少し大きくなると「つまらないから嫌」なんて言い始める。おやつで釣ったり、目新しい本を贈呈していくことになるだろう(経験的に)。

件の玄関の写真。次女の仕業。リビングにあったトリパラを玄関の傘立てにさした。彼女から見たら、傘なのだろう。在るべき場所に戻しておいたぞと。いろんなことが分かり出して、つながり出した。いってきます!と玄関を出る際に子どもの育ちを感じ前向きに一日を始めることができた。感謝。バモス!

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