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「特別支援学校」について①

「支援学校」とは

「支援学校」とは、さまざまな「障がい」に合わせた教育を行う学校の総称です。過去には「養護学校」「盲学校」「ろう学校」などの名称も使われていましたが、現在では「特別支援学校」で統一されています。
生徒それぞれの障がいや特性に合わせて自立を目指すための教育をおこなうための学校です。

勤務する上での心構え

特別支援学校は、もちろん教育の場です。さまざまな教科があります。
知的障がい生徒を受け入れている学校の場合は、教科横断型の授業をする場合もあるので、そのあたりは一般校との大きな違いになります。
また、肢体不自由生徒については、自分で動くことができる生徒から完全に補助が必要な生徒まで、障がいの程度に応じて幅広い対応が必要です。
また、医療的ケアが必要な生徒もいます。
[教育]+[介護]+[医療]の3つに対応しなければなりません。

特別支援学校での勤務に必要な資格

教員免許があれば勤務できます。
講師として勤務する場合は、その特別支援学校の管理職から依頼の連絡が来ます。
教諭として勤務する場合は、採用試験合格後に配属される場合と一般校から転勤する場合があります。

勤務開始後に必要になる資格

国家資格などの取得は必要ありませんが、生徒ごとに校内研修を受けないといけない場合があります。
例えば、食事が「胃ろう」の生徒がいる場合は、学校に配属されている看護師からの研修を受けなければなりません。しかも、「〇〇さんの胃ろう」と「△△さんの胃ろう」の研修はそれぞれ受けなければなりません。
痰の吸引についても同様です。

[次回予告] 特別支援学校での一日について

次回は特別支援学校での1日についてご紹介します。
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