短歌とか短歌とか⁸
トイレカバーベーコンきゅうり 走り書き 拾って渡したあの子の生活
暮らしに必要なものは意外と多い。
最初は物が少なくて、簡素で美しかった部屋も、次第に物であふれていく。
生活とは、物を買ってそこから何かをエネルギーや快楽として得て、残ったものを捨てて、また買っての繰り返しなのかな、とふと思う。
生活のサイクルを止めないために、働く。
生活に彩をつけるために、友達と会って、趣味に没頭する。
人生の中心に鎮座ましましている車輪みたいなもの。
走り書きのメモや、光熱費の請求書、有料のごみ袋。そんな些細な部品で、今日も車輪を回していく。
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