紫外線が及ぼす髪や肌への影響‼️

梅雨が明けて毎日暑い日が続いてますが今日は紫外線について話していこうと思います。

まずは紫外線の種類からいきますね

UVA（紫外線A波）

長波紫外線とも言われ、全紫外線の90%を占めます。エネルギーは弱いですが雲やガラスも透過する性質を持ち、皮膚に関しても真皮まで到達するのでシミ、シワの原因になります。

UVB（紫外線B波）

短派紫外線とも言われ、全紫外線の10％以下になりますがエネルギーがとても強くサンバーン（火ぶくれになるような日焼け）や皮膚癌の原因になります。こちらは雲に遮られるやすく、皮膚でも真皮の深いところまではほとんど到達しません。

UVC（紫外線C波）

これは地上には到達しないので大丈夫です。

続いてUVA UVBの影響

サンバーン（紅斑形成）

UVBによる日焼けで赤くなることで、紫外線を浴びた部分が赤く腫れて熱も持ち、酷い場合は水疱ができます。（火傷みたいな感じです）
紫外線を受けてから8〜12時間でピークになり、炎症は数日間続きます。
サンバーンを起こすほどの日焼けはDNAの損傷も伴うので、サンバーンを繰り返すと皮膚癌の原因になります。

サンタン（色素増強）

こちらはUVA UVBの両方によるもので、紫外線を浴びて72時間後くらいからメラニン生成が始まります。
生成されたメラニン色素は、皮膚のターンオーバーと共に数ヶ月かけて排泄されていきますが、排泄しきれずに残るとシミになってしまいます。
サンタンを繰り返すとメラノサイトの数が増えるのでより黒くなり、シミも増えていきます。

髪への攻撃

髪の毛を構成するタンパク質はアミノ酸のシスチン結合というものによってしっかり結びつき強度を保っています。
でも紫外線を浴びると酸化してシスチン結合が切断され、キューティクルも剥がれて枝毛や切れ毛の原因にもなります。

紫外線は曇りや雨でも降っていて割合でいうと
晴れ→100％
曇り→60％
雨→30％
このように0％はありません。

余談ですが

紫外線は目からも入ってきますが、肌と髪を日焼け止めクリームやスプレーでガードしても目から入る事によって脳がメラニンを作れと働きかけてしまうのでそれがまたシミに繋がります。
なので本当にガードするならサングラスも一緒に使ってみてくださいね。