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感覚がフレッシュなうちに、転職して感じたことをまとめておこう。

というタイトルで、このnoteを書き始めたのが9月末――

ずいぶんと時間をかけてしまいましたが、この記事を今年の振り返りnoteにしようと思います。それくらい、2021年の私にとってホットリンクへの入社は大きな転機となりました。

4月1日から、SNSマーケティング支援を行うホットリンクでインハウスエディターとして働いています。2年という時を経て、大大大好きな編集の仕事に戻りました。

こんな月報を書いたのが2021年4月。転職からあっという間に半年以上が経ちました。

「いま、ホットリンクでこんなことしてます!」なんて報告よりも、今のうちに書き残しておきたいことがあります。それは、


「ホットリンクに転職して、本当によかったな」ということ。


私が感じているこの気持ちは、社歴が長くなればなるほど当たり前になって、薄れたり、忘れてしまうかもしれません。だからこそ、「それってぜんぜん当たり前じゃないのよ」と、自分でいつでも立ち返れるように書き留めておこうと思いました。

どんな会社で働きたいのか。

転職先を探したり、在籍中の会社が自分にフィットしているか考える時、私は次の3点を見るようにしています。

①会社
事業内容や会社の雰囲気、給与、上層部の人柄など

②人
自分の身近にいる一緒に働く(ことになる)メンバー

③自分が担当する業務内容
やりたいこと・やれること・やるべきことのバランスと、その業務において、自分がどれだけ会社に貢献できそうか。また、自分が成長できそうかなど

「満点の項目がいくつかあるか」よりも、3つのバランスが大事で。会社100点・人90点・業務内容10点よりも、極端な凸凹がなく、それでいて各項目がなるべく高い点数を獲得するような会社が「自分にとっての良い会社」だと思っています。

振り返ってみると、1社目と2社目は「業務内容」には圧倒的な満足感がありました。その一方で上層部の考えについていけなかったり、心もとない額の給与だったり、3つのバランスが良かったとは決して言えませんでした。

また、2021年3月まで在籍していた会社では、未経験のWeb制作で苦戦したものの、今でも役に立つ知識やスキルが得られたり、信頼できる素敵な先輩たちに出会ったり、 恵まれている面も多々ありました。しかし、これまた会社の方針についていけないと感じることが何度もあり、2年で退職しました。

そう。バランスが大事です~なんて言いながら、私は3つの要素の調和がとれた会社に在籍したことがありませんでした。

ちなみに、ホットリンクと同時期に選考していただいた企業は、昔から知っていて憧れもあった会社なので「会社」「業務内容」はどちらも満点に近かったです。しかし、最終面接での対応がやや残念で…。歓迎されてないんだな…と感じた通り(?)不採用通知が届きました。


でも、ホットリンクは違うんです。

入社から一年足らずで判断するのは時期尚早か、もしくは贔屓目に見すぎているかもしれませんが……感覚がフレッシュなうちに、私が個人的に感じた「ホットリンク、ここがすごいぞ」を書き出してみます。


①会社
メイン事業であるSNSマーケティング支援という業務と、それに必要なロジックの納得感が強く、誇りをもって仕事に取り組むことができます。上層部には、気さくながら仕事に対するシビアさを持ち合わせた方が多く、素直に尊敬できる方ばかりです。「上場企業だから」という理由だけに留まらない安心感があります。

しかも、上層部にあたるマネージャーやリーダー陣の仲が良く、上層部とメンバーも絶妙な距離感が保たれていることも、私にとってはすごく魅力的で。単に仲が良いというだけでなく、相互的なリスペクトも感じられます。

2社目と3社目は上層部の仲が決して良いとは言えず、目指す方向が全員バラバラで互いに足を引っ張りあったり、社長の独断が横行していたりと、会社の屋台骨となる経営層に対して不信感を抱くことが少なくありませんでした。

でも、今はそれがありません。少なくとも、私の目に届く範囲では感じられません。くだらない忖度をしたり、不信感を抱く必要がないだけでも、私としては随分快適です。

また、会社としてさまざな制度が整っていたり、他部署の動きも必要に応じて共有・可視化されていたりする点も、心地よさにつながっています。これまでの会社はブラックボックスだらけだったので…


②人
尊敬できる・目標にしたい・一緒に働き続けたいと思える方に、何人も出会えました。頼もしさや憧れを感じるとともに、成長意欲もすごく刺激されています。

キャラが濃い方やおもしろい方も多く、共通の趣味がありプライベートで交流しているメンバーもいます。私が在籍しているマーケティング部は、みなさんキャラが濃くて存在感も強い方ばかりなので、埋もれないように必死です……(^-^)

2社目の頃、自社メンバーのほぼ全員のことが嫌いで、誰のことも信用せず、一言も口を聞かずに仕事をこなしていた時期がありました。

手伝うことはあっても、手伝ってもらうことはなく、やればやるだけ何でも押し付けられる――こんな人たちやこの会社のためにがんばりたくない(でも、業務内容も外部のデザイナーさんや関係者の皆さんが大好きだからがんばる)という気持ちだけで仕事をしていた時期があったなんて信じられないくらい、現在は「会社が好き。会社のメンバーも好き」と言えるようになりました。


③自分が担当する業務内容
編集職に戻りたい気持ちからインハウスエディターというポジションで入社し、前職での経験を活かして自社サイトの簡単な改修や、ちょっとしたデザイン業務も担当しているので、日々の業務はやりたいこととやれることばかりです。

会社から示される「やるべきこと(会社として取り組んでほしいこと)」についても、チャンスと捉えられるポジティブな機会ばかりです。期待をかけていただきつつ、困ったらサポートもしていただける。もっともっと「やるべきこと」に応えて、成長していきたい!と、とてもポジティブに感じています。

「ただ好きなことをやる」だけでなく、少しずつとは言え自分の成長が実感できたり、任せてもらえる業務が増えたりと、日々の業務にもとても満足しています。もちろん、まだまだ育ち盛りですが!

転職して、本当によかったな。

こんな感じで、私にとってのホットリンクは、会社・人・自分が担当する業務内容のバランスがとれた初めての会社です。

会社としての安定感や、スムーズかつ気持ちいいコミュニケーションというのは、在籍が長くなればなるほど当たり前になってしまって、ありがたみを忘れてしまうと思うんです。

私は当たり前じゃなかった時期の方が圧倒的に長いので、すぐには忘れないと思いますが――この環境に身を置けていることに感謝し、誇りを持ち、2022年も引き続きもりもり成長していきたいと思います。

転職して、本当によかったな。

数日前に前職のメンバー(恩師もいました)と会ったのですが、近況報告をしたら口々に「転職してよかったね」「良い転職だね」と言われました。なんだか嬉しかったです。思い出した今も、じんわりと嬉しい。

今年に限らず来年や、もっとずっと先の未来も、笑顔で仕事のことを話せるピーターでいたいです。


最後に、入社のきっかけとなったいいたかさんのツイートをぺたり。

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