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その他のハードウェア

こんにちは!
前回はハードウェアの補助記憶装置について説明しました。
今回はその他のハードウェアについて学んでいきましょう。
といっても、みなさん馴染みのあるものかもしれません。

コンピュータはキーボードやディスプレイなどと一緒でなければ、働けない機械です。コンピュータはCPUやメモリがあるし、コンピュータさえあれば動くのでは?と思うかもしれません。
確かに演算をする分にはコンピュータ単独でもできます。
しかし、コンピュータに指示するには入力するための装置であるキーボードが必要ですし、入力した結果を表示させるには、出力するための装置であるディスプレイが必要ですよね。

キーボードとディスプレイはよく目にするものなので今回の入出力装置の例にしただけで、入力や出力に決まった形はありません。
例えば音がメインなら、必ずしもキーボードは必要ではないですよね。
入力するためのマイクと、出力するためのスピーカーがあればよいのです。
このように、その時々の用途に合う入出力装置が大事なのです。

入力装置

それでは入力装置について説明します。
入力装置は人間の意志を伝える道具で、処理に必要なデータをコンピュータに与える機器のことです。

コンピュータは単に電卓代わりとして計算だけさせるものではなく、文字や画像、音楽、動画など様々なデータを処理させることのできる機械です。
しかし、どれを処理させるにせよ、処理に必要なデータを与えなければコンピュータは何もしてくれないのです。
この「処理に必要となるデータ」をコンピュータに入力するのが入力装置の役割です。代表的なものは、文字を入力するキーボードと、位置情報を伝えるマウスです。

キーボードマウス


もしくはマウスの代わりに使うポインティングデバイスとして、最近のノートパソコンでは一般的になったマウスの代わりとなるトラックパッドやがあります。

スクリーンショット 2020-10-21 010255


ポインティングデバイスというのは、画面内の特定の位置を指し示すために使う機器のことで、マウスやトラックパッドの他に、駅の券売機にあるようなタッチパネルもポインティングデバイスにあたります。

キーボードとポインティングデバイス

それではどのような入力装置があるのかを見ていきましょう。入力装置でメジャーなものといえば、やはりキーボードです。続いての代表格というと、マウスですね。その他にも位置情報を入力するポインティングデバイスには次のようなものがあります。

スクリーンショット 2020-10-21 013844

読み取り装置とバーコード

上記の他にも読み取り装置とバーコードがあります。入力装置は「指示を与える」ばかりではなく、「処理対象とするデータそのものを入力する」ことも大事な役割なのです。

絵や写真を画像データとして読み取るための装置のイメージスキャナ、印字された文字、または手書き文字などを解析して文字データとして読み取る装置のOCR(Optical Character Reader)、マークシートの塗りつぶし位置を読み取る装置のOMR(Optical Mark Reader)。それからビデオデッキの映像機器から映像をディジタルデータとして取り込む装置のキャプチャカード、フィルムの代わりにCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)を使って画像をディジタルデータとして記録する装置であるディジタルカメラ、バーコードを読み取るための装置のバーコードリーダーがあります。バーコードは2種類あり、JANコードという白黒の帯で商品コードをあらわすコードと、縦横であらわすQRコードという2次元バーコードがあります。

まとめ

・入力や出力に決まった形はなく、その時々の用途に合う入出力装置が大事。

・入力装置は人間の意志を伝える道具で、処理に必要なデータをコンピュータに与える機器のこと。

・入力装置にはキーボードとポインティングデバイス、読み取り装置とバーコードがある。


今回はここまでです。お疲れ様でした!出力装置からは次回のお楽しみに!


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