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終わりはグラデーションだった。そして始まりも。

ドラマ「silent」を見ているとなぜか心のざわつきが大きくて感情は「noizy」です。

第5話目かな、先日みました。

湊斗が紬と正式にお別れして徐々に2人の気持ちが離れていくシーンが細かくて繊細な人には響く内容だった。私もそのうちの1人だった。

別れようと言葉で伝えてから心が離れるまでのグラデーションのような言動、行動全てが苦しくて切なかった。

特に湊斗と紬の最後の長電話のシーンは本当に最後お互いの気持ちが終わる様子が描かれていて恋に永遠はないことを悟らなくちゃいけなくて子供みたいだけれども永遠の愛を信じてるから辛かった。

紬は想の声が好きで高校の頃想との電話が好きだった。湊斗と長電話で振られた紬は「湊斗のことが好きだった」と伝えるんだけれども、やっぱりここのシーンはずっと想の声を求めている自分の気持ちを貫いていくために湊斗との決別をする意志を固めたんだと思う。

3年間も付き合ってたからすごく辛かったかもしれないけれども勇気のいる行動なのかなと思う。さらに想は耳が聞こえなくて昔みたいに紬と電話でストレスフリーでは話せない。

このことからも紬は好きな人と電話で話す最後の瞬間だったと悟っていて、湊斗との長電話になった、そして想への気持ちを固める決意の儀式が湊斗との長電話に含まれていると私は感じた。

想が紬と会って、8年の思いを言葉にしたいって紙に書いて伝えるところは人に向き合う大切な部分だからすごく尊く感じた。

日常的に自分の生活の中で気持ちや思いを伝えるのってなかなかないけれども伝えることってすごく人間として重要なものだと思う。私は想の所作から相手を思う気持ちは行動してこそ伝えていくことを学ばせてもらった。再認識の方が強いかもしれない。

きっとこれ以降は紬と想のお話に焦点があてられるんだけれども、必ずしも上手くいく話じゃないと思っている。想は耳が聞こえない。そして紬は何かと抜けていて面倒見ないといけない性格だから。

二人の恋の始まりもグラデーションのように進むと思う。

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