【人・犬・猫の栄養素】

【人・犬・猫の栄養素】
犬や猫に必要な栄養は人間と同じように、
・タンパク質
・脂肪
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル
以上の5大栄養素と、新鮮で清潔なお水です。
(5大栄養素に加えて水を入れ、6大栄養素と説明される場合もあります)

昔は、犬には人間の食事の残り物、猫にはネコまんまを与えていた時代がありました。
今では犬猫の平均寿命が延び、栄養管理をしっかりしてあげることで健康な老齢期を迎えられる手助けになることが多いので、 安易に人間の食事を与えないように気をつける必要があります。

【ペットフードの分類】
あなたのお宅では愛犬・猫の食事は何を選んでいますか?
ペットフードには、目的別には以下の3つに分類されます。
■総合栄養食
犬猫にそのフードとお水を与えるだけで、1日に必要な栄養素を摂取できる。

■間食
スナックまたはご褒美として、限られた量を与えることを意図したもの。

■その他の目的食
特定の栄養調整、カロリーの補給、嗜好性増進などの目的、 更にはペットフードまたは食材とともに与えられることを意図したもの。
(特別療法食、栄養補助食、おかず・副食タイプのもの)

【ライフステージ、病状で選ぶ】
犬用、猫用共に
・仔犬、仔猫用
・成犬・成猫用
・高齢犬・高齢猫用
など、ライフステージにあわせて選ぶことができます。
(もっと細かく分ければ年齢別や犬種別で種類があります)

健康な犬猫に毎日与える“主食”としてフードをお選びの場合は「総合栄養食」を選択してください。

特別療法食は、特定の疾患や疾病などに栄養的に対応するために栄養バランスが考慮され、 獣医師による専門的なアドバイスや処方に従って与えることを意図したペットフードです。
療法食を与えている場合、療法食以外の栄養素が治療の妨げになる場合がありますので、他のペットフードやおやつはグッと我慢し、与えるのを止めましょう。

【猫のフードの注意点】
市販の猫用フードには「総合栄養食」の他に「一般食」があります。
一般食は食事の一部として与えられるフードです。そればかり与えていると栄養が偏ります。

しかし、水分含有量の多さや嗜好性で優れたものが多いため、 総合栄養食を併用することでその効果を発揮するフードになります。

犬猫の好みもありますが、うまく併用し美味しく食べてくれるといいですね。

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