【専用フードを与えよう】

【専用フードを与えよう】
多頭飼育をしているお宅が多い中、犬猫両方と暮らしている飼い主さんもいらっしゃいます。
犬が猫用フード、猫が犬用フードを食べてしまったら?
どちらも“少量”であれば問題はありません。

■犬が猫用フードを食べる
日常的に猫用フードを食べ続けると、身体に異変が現れ始めます。
それは犬用フードよりも濃い味付けになっており、塩分が多く高カロリーのためです。
猫用フードを食べ続けると、タウリンの過剰摂取により、心筋症や免疫不全、生殖機能の低下といった問題が起こる危険性があります。

■猫が犬用フードを食べる
猫用フードには猫が体内で作り出すことができないタウリンが含まれています。
犬用フードにはタウリンが含まれていないため、食べ続けると失明や心筋症を引き起こす可能性も高くなります。
また、フードでビタミンAも補っています。
ビタミンAが不足すると夜盲症や歯や骨の発育不全、上皮細胞の角質化といった症状が見られるようになるので注意が必要です。

このように、犬猫フードは含まれている栄養の違いがあります。
愛犬・猫には健康を維持できるよう、適切なフードを与えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?