牛乳を買いに行こう!!"Milk inside a bag of milk inside a bag of milk"ゲームレビュー
※本記事では次回作の「Milk outside a bag of milk outside a bag of milk」
も同時にレビューしています。
「o」
※本作品には精神心理的描写などが含まれます。
・どんなゲーム?
このゲームのジャンルは…
あれ? なんていうやつだっけ?
テキストを選択してお話が進むアレ…
えーっと…
このゲームのジャンルは「ビジュアルノベル」
テキストでストーリーが進行し、選択肢によって結果が変化するゲーム
テキストアドベンチャーとも言うかな?
・特徴
このゲームのお話は主人公の女の子が
(公式名称無しの為、以後milkちゃんと呼びます)
「牛乳を買いに行くお話」
となっている。
‣milkちゃん (非公式名称)
そんな牛乳を買いに行く彼女だがある病気を患っている。
それは 「統合失調症」※作中で説明がない為あくまで憶測
そんな彼女が一人で買い物に行くお話。
厳密には
"Milk inside a bag of milk inside a bag of milk"(1作目)が買いに行くお話で、
"Milk outside a bag of milk outside a bag of milk"(2作目)がその後のお話。
そんな彼女が一人で買いにいくのはとても大変。
だからプレイヤーが彼女のイマジナリーフレンドとなって買い物までの道中をサポートする。
時には優しい言葉を掛け、また時にはmilkちゃんを追い込むような言葉を掛けたりもする。
「縺薙s縺ェ縺薙→繧ゅ〒縺阪↑繧、縺ョ?」
milkちゃんから見える他の人は不気味な物質のように見えており
話しかけるにも一苦労。
「牛乳を買いに来たんだった!」
なんやかんやで牛乳をゲット!
正確には袋に入った牛乳。
もっと正確には 袋に入った牛乳が中に入った袋。
さらに正確には 袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋
更にさらに正確には袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋に入った牛乳が中に入った袋。
「繧、繧後さ縺ョ縺薙≧縺槭≧縺後☆縺阪↑縺ョ!」
買い物が終わったらそこで1作目はおしまい、おおよそ15分~20分くらいで読み終わる。
あまりにも短いから最初プレイした時は「ホントにこれで終わり⁉」って困惑しちゃった。
※ちなみに「袋に入った牛乳」とあるけど
このゲームの開発元であるロシアにはマジで袋に入った牛乳が存在するぞ!
日本には馴染みが無いから少し違和感だね!
‣2作目(Milk outside a bag of milk outside a bag of milk)
2作目なんだけどむしろここからが本編、1作目はOPみたいなもん。
2作目では夜更かししたいmilkちゃんとプレイヤーが会話する内容となっている。
その際milkちゃんの過去の話を聞くことが出来る。
話の全貌はなんとなくは分かるんだけど、どのエンディングを見ても完全に不明点が解説されることはない。
その為このゲームに対する考察などが多くなされている。
そんな謎が多いこのゲームには世界中に熱狂的なファンが居て、作中の翻訳も有志によってなされている。
2作目からは表情豊かなmilkちゃんを見ることができる。
エンディングは全部で5種類。
複雑な分岐がいくつかありノーヒントで全て見るには時間がかかりそう。
・良い所&悪い所
さて本作品の特徴を出していったわけだが全て良かったわけじゃない
今度は良い所、悪い所について書いていく。
+良い所
・他のノベルゲームには無い独特な雰囲気が楽しめる
・1ループが短く周回がしやすい
・お値段がリーズナブル(1作目は120円程)
+悪い所
・完全に人を選ぶ内容な為、買う際には要注意
・全体的に暗い為、見ずらい場面がある
・ボリューム自体はそこまでだから物足りなく感じるかも
・一言まとめ
最後に一言でまとめると
「ふしぎなゲーム」
独特な世界観と演出によるインパクトがかなり大きい為、遊ぶ人によってクリアした時の感想はかなり分かれると思う。
だからゲームとして考えるよりも「ひとつの映像作品」って捉えた方がいいのかもしれない。
「(暗い雰囲気OK!で)変わった世界観のノベルゲームがしたい!」
ってひとにはピッタリのゲームかも。
・あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございます。
「Milk inside a bag of milk inside a bag of milk」の魅力が伝わったら幸いです。
私は普段ノベルゲーの類は進んで買わないのですが
セール中&評価が高いという理由で興味を持ち遊んでみました。
全体的に暗い雰囲気でわずか20分程遊んだ後のインパクトは他の
ゲームと比べるとかなり大きく、とても印象に残った作品でした。
実はこの作品、2024年の初め辺りで日本でも話題となっており
多くの人や実況者が取り上げていました。(自分は全然知らなかった)
暗い雰囲気が苦手だったり、ノベルゲーに手を出しづらい方はストーリーを動画で楽しむのもありだと思います。(買って遊ぶのが一番だけど)
日本語に翻訳してくれた方は、翻訳時の苦労を振り返ったnoteを投稿して
いるのでそちらも見てみるとより作品を楽しめると思います。
「もう牛乳は飲まない…!」
「繧上◆縺励ワ縺薙ヮ縺輔¥縺イ繧薙↓縺溘>縺励※縺ヲ繧薙☆繧ヲ繝イ縺、縺代k縺ケ縺阪〒縺ッ縺ェ繧、繝医♀繧ゅ>縺セ繧ケ」
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