自己啓発本との付き合い方

懲りずに自己啓発本シリーズ番外編。私の自己啓発本との付き合い方を紹介する。

昔はメル〇リでたくさん自己啓発本を出品している人とか見つけると読書量の多さに衝撃を受けて、
「こんなに本を読める人がいるのに、それに比べて私は…」なんて自己嫌悪に陥っていた。

し・か・し!いくつか読んでみたら自己啓発本の性質が分かってきて、これらの類の本の読み方も身についてきた。

それまでは自己啓発本をたくさん読んでいる人って勉強熱心ですごいと思っていたけど、今では自己啓発本を多く読んだからといって、その人の知識が莫大に増えるわけではないし、読書にかなりの時間を費やしているわけじゃないとわかった。

内容の薄さと重複


 まず、読んで分かる自己啓発本の内容の薄さよ。行間や図が多くて、ほとんどのものは1時間程度で読み終わってしまう。

次に、言葉や形を変えて同じ内容を様々な本が独自の表現で伝えているのが大半という事実。

例えば、今日1時間かけずに読んだ『お金に困らない人が学んでいること』に別のタイトルを与えるとしたら、
『複業ビジネスを成功させる10のコツ』、『失敗しない知識習得術』なんかが使える。
仮にこの先に述べた本に加えて、この2つのタイトルの本を読んでも得られることは大して変わらない。
だから冊数で考えるとたくさん読んでいるように見えても、実際はそんなに時間はかかってないし、冊数に見合った量の知識を得られているとは限らない。

私の読み方


 自己啓発本に否定的な意見を出しておきながら、なんだかんだ言ってたまには読んでいる私。
どんな読み方をしているかというと…

必要ないと思ったら最後まで読まなない
なるべく費用をかけない
アウトプットするつもりで読む

この3つは意識している。

必要ないと思ったら最後まで読まなない


本を買ったら絶対に最初から最後まで読まないといけない病に昔は罹っていたけど、今は目次にさっと目を通して、自分に必要そうなもの、興味があるものだけを読むようにしている。

 先に述べた『お金に困らない人が学んでいること』を例にすると「歩きながら「耳学問」のすすめ」という項目があったが、何が書いてあるか予想はつくし、知ったところで通勤中にラジオを聴くのが日課の私は実践しないのでスルーした。
内容があまりにもつまらないときは最後まで読まずに本を閉じてしまう。

なるべく費用をかけない
 全部を読まないし、最後まで読まないこともあるので、なるべく費用はかけたくない。

流行りの本だったらメル〇リで買って、あまり値下がりしないうちに読んで、今度はメル〇リで売るようにしている。

コツとしては、買うときは最安値で買うことに執着しないで見つけたらすぐ買う。値下げ交渉も時間の無駄なのでしない。
売るときはそのときの最安値よりも安く出品して在庫を抱えないようにしている(ただし、値下げ不可にして、よけいな交渉を割けるようにする)。

アウトプットするつもりで読む


 集中せずに読めてしまうので、何の目的も無しに読むと、ほとんど頭に残らない。それでは、読む意味が無いので、noteに書いたり、Twitterでつぶやくつもりで読むようにしている。「あとからこの本の内容を説明してね」って言われて読んだら、なんとなく読むより記憶に残るよね。

以上、自己啓発本との付き合い方でした!

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