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希望の配属先と全く異なる部署に配属されてしまった

さて、今日から新たに大学職員となって働き始める人たち、まずは入社おめでとうございます。

通称「入社式」が終わり、国立大学であれば、もう配属先が知らされた人も多いと思います。
希望していた場所に配属されましたか。

ほとんどの人の答えは「NO」でしょう。希望がかなわなかった人たち、仕事に対するモチベーションが下がらないことを切に願います。

私も「そんなこと大学職員がやってたんだ」と思うぐらい想像だにしない部署へ配属されました。

組織の人事制度の問題は別の機会に話すとして、今回はそんなとき私は配属先とどう向き合ったか新卒の頃を思い出して書いてみました。

まずは与えられた業務を覚える


当たり前のことなんですけど、目の前の業務を覚えない限り、先へは進めません。
希望が叶わない上に、なんだかよく分からない部署に配属されてしまっても、まずは自分の担当業務がどんなものか第三者に話しても理解してもらえるレベルで説明できるようなるまでは、自分の業務をしっかり覚えようとしました。

担当業務と希望していた部署の繋がりを探してみる


要はポジティブシンキングで乗り切った。
担当業務を覚えたら、今度は希望していた部署との繋がりを探してみました。

例えば、教務を希望していたのに、会計系の部署に配属されてしまったとしましょう。

繋がりが無いように見えますが、教務と会計は実は密接に関係しています。
授業料に関して、教務担当者は学生に授業料の納付について連絡はするけど、実際に入金がされたかどうかは把握できません。それを把握しているのは、会計系の担当です。
(あくまでも本学の話ね)

どのような過程を経て、学生から授業料が納付されるのか、この知識は教務担当にも知ってもらいたいけど、実務を経験しないとイメージしづらいので、本学の教務担当者の中にはよくわかっていない人もいます。

会計の知識があれば、ゆくゆく教務担当になれたとき、その業務への理解度が深まると思います。
こんな感じに、今目の前にある業務と自分が将来携わりたい業務の繋がりを探してみると、
今の業務にもちょっと違った意識で向き合えるようになった気がします。

他部署が公開している情報を読んだり、見たりしてみる


担当業務をある程度覚え、タイムマネジメントができるようになったら、自分の業務の合間に他部署が公開しているマニュアルや一般向けの情報を読んだり、見たりするようにしました。

例えば、入試に関する情報ってどのように公開されているか、どのような流れで本学に提出するかなどを確認するために、学外者向けのHPを見るなどしていました。
(これについては、業務が忙しいと全くできなくなりますが…)

大学メインのHPを見るのも「へー、うちの大学ってこんなことまでやってるんだ」と発見があるので、オススメです。

で、そういうのを見つけたときは、そのページの下部にだいたい問い合わせ先として担当部署名が掲載されているので、そこも併せて確認しています。
そうすると、あの部署はこんなことやっているんだなど、新しく知ることもできます。

多種多様な業務があり、異動も多い大学では、必ずと言っていいほど希望とは異なる部署への配属はあります。
そうなった場合、異動先を変えることはできないので、結局は自分がどう向き合うかで次第で気持ちが変わるのかなと。
(いましたけどね、異動先が嫌で内示出た翌日に辞めた強者。)

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