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柔軟性を高めるストレッチの方法

今回はストレッチについて話していきます。

ストレッチ効果を最大にするためのヒントは

優しさ

になります。

どう言うことだと感じるかもしれませんが、みなさんは体操選手や、相撲さんが悶絶しながら股割りするのを想像できますよね。

実はあれは逆効果になりかねません。

あのストレッチの逆をして柔らかくなろうと言うのが今回のテーマです!

ストレッチをする際に重要な固有受容器

筋紡錘とゴルジ腱器官(GTO)

と言うものがあります。

説明すると、筋紡錘は筋肉の長さの変化を感知する器官で筋肉が急激に引き伸ばされた時に、筋肉が切れないように筋活動を引き起こします。(伸張反射)

ゴルジ腱器官は、筋と腱の接合付近にあり筋の張力変化を感知しています。筋の張力が増加していくと、腱が切れないように筋を弛緩(緩める)自己抑制が働きます。

筋にも腱にも切れないように監視している器官があると言うことです。

これらの器官はストレッチを行う際には邪魔者になってしまいます。いかに刺激せずに行うかが大切になります。

ストレッチのタイプには大きく3つあります。

静的ストレッチ・動的ストレッチ・バリスティックストレッチ

この3つのうち、上記の器官を意識しなければならないのは静的ストレッチだと考えています。

それは、動的ストレッチとバリスティックストレッチは関節可動域を意識したウォーミングアップに適したストレッチのため、筋の柔軟性を高めることとは別であると言えます。スポーツや運動といった身体活動は伸張反射がかかるため、ウォーミングアップでそれらを刺激する必要があります。

筋自体の柔軟性を高めるに適しているのは静的ストレッチです。

静的ストレッチは最終姿勢を15秒から30秒維持して行います。

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このはハムストリングにストレッチをかけています。この場合、筋紡錘を刺激しないようにするためには

1,爪先を掴むまで、ゆっくり前傾させていく。

2,爪先を掴んだら、反動を使わずイタ気持ちいところで維持する。

となります。

だから、後ろから強く押したり反動を使って自分の柔軟性を超えるようなストレッチは筋紡錘が刺激され、逆効果になります。

優しく行うことが最大の効果をもたらすと言えます。

最後に頻度としては、週2回を最低5週間継続することで効果を得られることがわかっています。意外と少なくてもいいわけですね。

特に、運動後やお風呂に入った後など、筋温が上昇している時はストレッチの効果をさらに上げることができますよ!

今回は初めて写真付きで投稿してみました!もっとわかりやすく説明できるように頑張っていきます。

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