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【マネジャーインタビュー】グループIT本部 情報セキュリティ部 持田 広志

Q1:自己紹介をお願いします。
新卒でSIerに就職し、金融系のコールセンターや電話系のシステム開発に従事していました。
ちょっとニッチな分野だったので、もう少し別の分野の仕事をしてみたいと思い、「これからはセキュリティだ!」と勝手に決めつけて転職活動をし、当時J-SOXバブルに沸いていた監査法人に潜りこみました。
監査法人では当初はシステム監査、セキュリティ監査をやっていたのですが、法人でセキュリティコンサルに力をいれることになり、そちらのグループ会社に異動し、セキュリティ(マネジメント、個人情報保護含む)のコンサルティングをメインに10年くらい色々な経験をし、パーソルにやってきました。

Q2:担当組織ではどのような業務に取り組んでいますか?
情報セキュリティ部には、情報管理室とITセキュリティマネジメント室の2室があります。
情報管理室は主に個人情報をはじめとした情報の管理や委託先のセキュリティ管理、物理的なセキュリティ管理等についてグループ内のルールが守られるように、教育をしたり、アセスメントをしたり、という営みを行っています。ITセキュリティマネジメント室は名前の通り、IT領域のセキュリティについて同様にルールが守られるようにアセスメント等をして改善のフォローをしていくという活動を行っています。

Q3:マネジメントする上で大切にしていることを教えてください。
マネジメントというのではないかもしれませんが、メンバーから相談があった際に、こちらから安易にこうすればいいというような「答え」を言わないようにはしています。上席から「答え」を教えるようにしてしまうと、メンバーも自分事感が無くなってしまいますし、安易に上席の「答え」を求めるようになってしまうと思うからです。
メンバーが困っていることに対して、「自分はなぜそこに困っていると思う?」「何が解消されればうれしい?」「これをやることで本当は何を実現したい?」等、メンバーの持っている考えや想いを掘り下げるようにしています。その上で話をしながら「こうするのはどうか?」「これがしたい?」等一緒にアクションを考えるようにアプローチします。結果として若干遠回りだなと思う解決策になることもありますが、自分の意志で納得感を持って行動を起こしてもらえるように、というところを大事にしています。

Q4:フレックス×フルリモート環境でのマネジメントで工夫していることはありますか?
自分自身、子供の習い事の送り迎えや学校のPTA活動等があるので、フレックスとフルリモートという環境の恩恵をフルに受けていると思います。ですので、メンバーに対してもあまりガチガチに管理するという思いはもっていません。管理しないとメンバーがサボるのでは?という考えを持つ人もいるかもしれませんが、そこはメンバーを採用した自分たちの目を信じようよ、という思いです。
結果的にサボっていたとしても業務として結果が出ていれば問題ないと思いますし、サボることで仕事にメリハリがつくのならそれもいいのではないでしょうか。(やるときはやってもらわないと困りますが。)
ただ、フルリモートだとコミュニケーションが希薄になるという話はよく聞くので、特に入社間もないメンバーとはできるだけコミュニケーション取るように意識しています。(十分かどうかわかりませんが。)

Q5:これからこの組織でどんなことを実現していきたいですか?
セキュリティについてはパーソルグループとして非常に大事な部分であるため、常に一定のレベルを維持していきたいという思いはもっています。セキュリティ事故を起こしてしまうと、多くの人がはたらいて、笑えなくなってしまうので。
また、テクノロジーに力を入れていくということはグループとしても掲げていますので、それの歩みを止めないセキュリティというバランスのとれた状態を実現していきたいです。最終的には、普通にみんなが業務を進めていたら、自然と適切なレベルのセキュリティが実現できる、という環境・文化になっていくとすばらしいなと思っています。

※所属組織や業務内容は2022年9月時点のものです。

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