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ミッションは「障害のあるメンバーが安定してはたらける環境をつくること」 【パーソルダイバースのお仕事#08】スーパーバイザー

「パーソルダイバースのお仕事」では、
自分らしくはたらく社員のインタビューを通じて、
パーソルダイバースの仕事を紹介します。

今回はSV(スーパーバイザー、以下SV)のお仕事第二弾です!

前回の「#07」ではオフィスサポートのSVを取り上げましたが、
今回は事務のSVとして活躍されているH.Fさんにお話を伺いました。

#07はこちら>>アパレル会社から特例子会社へ。パーソルダイバースのSVで感じた難しさとやりがい。【パーソルダイバースのお仕事#07】スーパーバイザー

【パーソルダイバースのSVとは?】
パーソルダイバースのSVとは、事務スタッフのマネジメントや業務管理を幅広く行う職種です。
具体的な業務としては、スタッフ一人ひとりの障害特性を把握したうえでの業務フォロー、体調管理を目的とした面談対応、ステップアップに向けた目標設定、業務フローやマニュアルの作成・改善、さらに受託元であるグループ会社との折衝・交渉など多岐にわたります。

障害者支援だけでなく、ビジネスパーソンとしての高いスキルも求められる、チャレンジしがいのある仕事です。

パーソルダイバース採用サイト
受託サービス第1本部でSVとして活躍されているH.Fさん

<プロフィール>
【所属】受託サービス第1本部 Staffing受託第2事業部
【入社時期】2019年12月
【仕事】
受託サービス第1本部では、グループ会社から受託している各種事務業務のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を行っています。
私の所属する部署では、グループ会社からの派遣求人情報の代理入力業務を受託しており、リーダーとして業務管理やメンバーのマネジメントといったSV業務を行っています。


これまでのキャリア

ー経歴と転職のきっかけ

・パーソルダイバースにご入社されるまでの経歴を教えていただけますか?

大学卒業後、学生の頃からアルバイトをしていたアパレル会社へ入社しました。同級生が続々と就職活動をする中、私は特に就職活動はせずアルバイト先へ進路を進めました。契約社員から正社員になるような形で時間帯管理者等を務ていましたが、アルバイトから含めて在籍10年目を迎えた時に、10年後もここではたらいていけるのかという不安が生まれ、退職を決意しました。

そこから、自分が本当にやりたいこととは何かを考え、ふと母の言葉を思い出しました。

私の母は教師で、特別支援学級を受け持っていたのですが、障害のある方が学校を離れ、自立して生きていくことの大変さや、心配する親御さんの胸の内など、社会には難しい問題がたくさんあることを教えてくれました。
また、就職活動をする中で転職エージェントからの紹介で特例子会社の存在を知り、一般就労ではたらくことは難しいがはたらきたいと思っている方がたくさんいることを知りました。そんな方たちが、自立してはたらいていける環境や社会になればいいなと思い、パーソルチャレンジ(現・パーソルダイバース)へ入社し、現在は受託サービス第1本部でSVに従事しています。

今までご経験されてきたお仕事とは異なる業界へ転職しようと思ったきっかけを教えてください

前職のアパレル会社では、学生や主婦、留学生、障害のある方などいろんな方がはたらいていました。一緒にはたらいていると、様々な制約がある中で一生懸命にはたらいている方がいることが分かり、自立して生きていくことはどんな方にとっても大事なことなのだと思いました。
自身の経験や母の言葉がきっかけとなり、制約がある方も自立してはたらくことができる環境を作る仕事ができる会社を選びました。

仕事について

ーSVという仕事

SVの仕事について教えて下さい

私の所属する部署は、東京と関西の2拠点で業務を行っており、東京だけで80名近くが所属しています。
グループ会社から派遣求人の依頼が入った際に、求人の代理入力をする仕事を受託しているグループで、派遣の営業の方が入力した情報や求人内容を入力しています。メールで依頼を受け付けているので、メールの文章から意味や内容を読み取りながら作業を行っています。
SVは、障害のあるメンバーの受け入れ準備や体制構築、業務の運用設計等を中心にチームの運営とメンバーのマネジメントを行います。

ーSVの役割とミッション

今の仕事では、どのような役割やミッションがありますか?

この仕事のミッションは2つあります。
1つは、PST(ピュアセールスタイム)の創出で、我々が事務作業を請け負っている受託元のコア業務時間を創出させることを目的としています。

もう1つは、障害者雇用を成功させることです。
これらのミッションを自身の業務で置き換えると、PSTの創出のためにメンバーを育成し、スピードが早く正確性の高い仕事を顧客へ提供することが私のミッションだと考えています。
グループ会社からの受託業務を確保していくために、受託元のマネジャーや部長と定期ミーティングを組み、提供しているサービスの活用状況やもっと当社でできることはないかなど、ご意見・感想を確認しています。こうした取り組みが、新しい業務の創出にも繋がっていきます。
また、障害者雇用成功のために、メンバーが安定してはたらける環境を作ることも私のミッションです。具体的な業務は、メンバーの勤怠管理や定期的な面談を実施し、メンバーの育成や習得状況に合わせた業務の振り分けを行っています。

私の所属するグループは、ほとんどが精神障害のある方で、程度は違いますが発達障害やうつ病の特性があります。メンバーが安心して安定的にはたらける環境づくりのために、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

ー仕事の魅力・やりがい

仕事の魅力・やりがいを教えてください

障害のあるメンバーが成長していく姿を見ることがやりがいになっています。
メンバーの中には、初めての就労の方もいれば、様々な経験をしてきた方もいます。もちろん障害の特性も異なりますので、一人ひとりのできることが増え、成長した部分が見えると嬉しい気持ちになります。

例えば、障害の特性から体調を崩しがちだったメンバーが、私のアドバイスを少しでも取り入れて頑張ってみようとしてくれたり、徐々に変わっていく姿を見ると、嬉しくなりますよね。時間はかかりますが、SVとしてメンバーを支えながら、伝え続けることは大事だなと思います。

一方で、以前は「この仕事は難しそうかな」と思っていたメンバーでも、体調が安定して前向きに仕事が取り組めるようになると倍以上の件数をこなせるようになることもあり、「可能性を決めつけてしまったな」と反省することもあります。何かきっかけがあって、頑張ろうと思ってくれて、良い方向に変わっていく姿を間近で見ることができるのは、本当に嬉しいです。

また、お客様に日々安定したサービスを提供するため、トラブルが起きないように自身が運用マニュアルやルールの整備を行い、お客様にとって良いものか、メンバーにとって分かりやすいかを常に念頭に置いた仕事をしています。そんな仕事ぶりが、お客様やメンバーに伝わった時にやっていて良かったなと実感します。
その他、お客様の状況や困りごとを把握して、仕事を創出することにも力を入れているので、メンバーが入社してからやることがないという状況にはならないようにしています。

パーソルダイバースではたらく理由

H.Fさんが当社ではたらく理由を教えて下さい!

一言で言うと、「楽しい」からです。
ここにいると、はたらいていて良かったなと思える瞬間がいろんなところにあると感じます。障害のあるメンバーやサブリーダーの成長する姿が見えることもそうですが、私自身もできることがどんどん増えているという実感を持てているので、そこが頑張ってみようと思えている理由かもしれません。

ーパーソルダイバースの魅力

この会社の魅力は何だと感じますか??

まず、優しい方が多いですね。
初対面だったとしても、皆さん親身になって相談に乗ってくれますし、分からないことがあれば優しく丁寧に教えてくださいます。
また、当社は育成に力を入れているので、経験や役職に応じて、必要な研修を受けることができます。
経験が少ない人でも、障害理解を深めるための研修や、サブリーダーとして必要な知識や引き出しを増やす着任研修もあります。
「なんでも聞いて良いよ」という雰囲気が社内にあふれていますし、様々な社内研修が用意されているので、前職経験のない方が入社されても安心だと思います。

H.Fさんがいらっしゃる目白オフィスは、リフレッシュスペースやメンバー手作りのPOP等があり、アットホームで休憩時にホッと一息できるような雰囲気です!

ーこの仕事に向いている人

どんな人がこの仕事には向いていると思いますか?

物事をあきらめずに前向きに考えられる方です。すごくポジティブでなくてもいいと思いますが、仕事をしていると思うようにいかないこともありますし、メンバーとのコミュニケーションで迷う場面もたくさんあります。そういう時に、常に自分自身を振り返りながら、相手のことを前向きに考えられる方は向いていると思います。

また、言われたことだけをやるのではなく、意思を持って考える力は必要ですね。人との関わりが濃い会社だと思いますので、人間関係の部分に対して投げ出さないことも大切です。
特例子会社は、福祉寄りのイメージを持たれることも多いですが、当社はビジネスとして成功させるという考え方を大事にしています。そのため、目標達成や会社の経営計画に対して自分がどういうことをやっていきたいのかというビジネス的な視点や結果が求められる環境です。障害のあるメンバーの雇用や支援だけの視点ではビジネスとして持続しないので、バランス良くどちらも大事にできる人が求められていると思います。
その他、障害に対しての専門的な知識は絶対条件ではなく、入社してから学ぶ機会はたくさんあるので、そこは安心していただきたいと思います。

この仕事の大変だと感じることはありますか??

大変なところはやはりコミュニケーションの部分です。
いろんなメンバーと話していると、どうしても“自分が思う普通”の感覚に寄せてしまいがちですが、その感覚が違う方とコミュニケーションを取る時に、どうやって自分の考えを伝え、相手の考えを理解するかというのはすごく難しいです。何気なく言った一言が、相手を傷つけてしまうこともありますし、逆にコミュニケーションの取り方が直接的な方の言葉で落ち込んでしまうこともあります。頭で理解しようとしてもやはり限界はあるので、日々悩みながら向き合っています。
また、メンバーから寄せられた声に対して、会社としてできる配慮とできない配慮があり、その線引きが難しいと思うことがあります。
例えば座席配置の要望等がありますが、最大限できることを話し合いながら着地点を探していきながら、できないことはできないとしっかり伝えることが大切です。そのために、要望を挙げてくれたメンバーが伝えたい事をしっかりと聞き、一人ひとりの配慮事項も事前に把握しておくことを心がけています。

今後のキャリア

ーSVのキャリア

SVのキャリアイメージを教えて下さい。

キャリアプランとして、大きく2つの道があると思っています。
1つは、チームリーダーからグループリーダー、そしてマネジャーという管理職としてのキャリアです。そしてもう1つは、リーダーとしてメンバーと日々対応しながら現場の専門性を高めていくことです。
メンバーも障害手帳の有無に関係なくサブリーダー以上を目指すことができますし、より業務の専門性を高めていくこともできます。会社全体としても様々なキャリアを模索しており、新しい取り組みを開始している段階なので、これからもっと多くの道が開けるのではないかと楽しみにしています。

ご自身の、今後のキャリアビジョンを教えてください

管理職を目指して頑張ろうと思っています。マネジャーになると責任範囲も広くなりますが、できることも増えると思いますので、メンバーに「この会社ではたらいていて良かった」「自分のキャリアを築けた」と思ってもらい、自社での就業経験できっかけを掴んでもっとチャレンジできることを見つけてほしいと思っています。そんなことを実現できる立場に立ち、チャレンジができる組織にしていきたいです。

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