∮13 今になって集客について学び始めました

今になって集客について学び始めました

Books & Drinks persimmonをオープンする前の2023年2月。

僕は集客について学び始めた。きっかけは、persimmonとは別の仕事だった。その仕事で、僕たちは大きめのイベントを企画していた。

しかし、いざ、募集を始めてみると、なかなか人が集まらない。
1週間が経ち、2週間が経っても、なかなか人が集まらない。

それを見かねた上司から、僕たちのチームに緊急事態宣言が発令された。


集客をするのだ!!


僕はとりあえず、所属しているFacebookグループなどに投稿をし始めた。
しかし、今までの経験上、グループに投稿して人が来てくれることはない。直接声をかけた人の方が来てくれる可能性は高い。

けれど今回僕たちは、冒頭にも書いた通り、大きめのイベントを企画していた。だから、直接声をかけてみても、なかなか人は集まらなかった。


そして、僕はやることがなく、手持ち無沙汰になった。


集客の教科書

仕事が休みの土曜日。僕は近所のファミレスで本を読んでいた。

この前の年末に帰省した時に、実家に置いてあったので拝借してきた本だ。

正直読む前は表紙を見て、胡散臭いなぁと思っていた(ほんとごめんなさい)。というか、集客という言葉が胡散臭いなぁと思っていた。

そう、僕は「集客」や「営業」というものにあまり良いイメージがなかったのである。


しかし、上司から緊急事態宣言が発令された今、僕は藁にもすがる思いで、この本を読み始めた。


集客は毎日するもの

本を読んでいて僕の心に一番に刺さった教えは、

「集客は毎日するもの」

だった。

「人を集めたい時だけ電話する、メッセージを送るのは気が引ける。それをされた時は、ちょっとがっかりする。」
僕は非常に共感した。毎回メッセージをするときに気が引けている。


この本は言う。
「だから、集客するために毎日(頻繁に)やりとりをしておくのが良い。」

なるほど。

「普段の話のついでに、そうそう、今後こういうものがあるんだけどといって案内するのには抵抗がない。」

なるほど。良いことを聞いた。だが、時すでに遅し。
今回のイベントにはもう間に合わない。

次に来る集客の時のために、今日から集客を始めようと思った。


この教えは、僕の集客への意識を変えてくれた。
これまでは、イベントの時だけ頑張って集客をするものだと思っていたけれど、そうではなかった。
まめにやり取りをして、仲良くなって信頼関係を築いていくなかで、イベントの際には検討してもらう。


僕が集客される側の立場だったら、その方が嬉しいと思った。

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金沢市にある'友達の部屋'をコンセプトにしたBooks & Drinks 【Persimmon】(2023年5月にOPEN予定)の店主が、…

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