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明るい出産レポ

こんにちは、こんばんは。ぺるしかです。
今回は出産した日のことを書いて行こうと思う!
当日の夜に眠りながら書いたメモをもとにしてるので、わけわかんないところがあったらすみません。掻い摘むつもりですが、長くなりそうな気がします。
あと、痛みの表現をするために度々汚い言葉がありますのでご了承下さい。(わかりやすい端的な表現を心がけました)

前提として、計画分娩ではない無痛分娩を予定していました。

陣痛前~陣痛とその痛み

さて、その日は検診日でした。
予定日になったけれども、赤ちゃんの位置的にまだ生まれる予定ではないという先生の見立てで、次とその次の予約をとって帰宅。
まだログを残していませんが、赤ちゃんが生まれる前に好きなことをしておこう!と検診のたびにささやかな豪遊をしていたのですが、その日は暑かったのでカラオケに行く予定を後日に延期。検診がまだ2回はあるだろうと思っていましたのでね。
ちなみに歩くと脚の付け根が攣ってしばしば動けなくなってました。まあまあ、これもいつもよりキツイかな?ってぐらい。

お家に着いて、暑さもあったし寝不足もあったしでお昼寝を。
起きた時になんだか無性にトイレに篭りたい痛みが…しかし籠るも何も出ない。腰も痛い。

常に腹を下したような感覚(以下、くだした痛み)があったので調べてみると前駆陣痛はそんな感じの様子。
よくレポにあるのは、ハンマーで打たれたような痛み、だそうなので、これじゃないとアニメを気まぐれにしながらくだした痛みと闘いました。
というか、くだした痛みより腰の痛みの方が残念ながら痛い。
この時点で下した痛みが規則的になりつつありましたが、規則的かわからないほど腰痛がつらかった。

産院へ連絡 タクシーに乗る

さて、念のため症状を産院へ報告。痛みの間隔も(わからないから)まちまち、出血もないため助産師さんも違うと思ったとのこと。
とりあえず、5分おきになることがあれば連絡することに。

それから30分としないうちに、腰痛よりくだした痛みが増してきました!
痛みがあるタイミングでネットで見たいきみ逃しをしてましたが、やっぱりトイレに行って早くスッキリしたい痛みです!
正直いきみ逃しよりも、大便出す!っていう力の入れからするほうが楽でした。ただ、これっていきんでますよね?どうなんですかね

腰痛より痛くなってきた時に、痛みの間隔がはっきりしてきたので計測してみると、なんと3分を下回っているじゃないですか。
喋れたり喋れなかったりするので、夫に電話をかけてもらいました。症状は痛くないタイミングで口で伝えました。

ここで面白いのは、あまりにはっきりと喋るので、助産師さんはまだ違うだろうなーと思ったみたいです。
そんなに辛いんだね!すみません、激痛のママさん…
あんまり痛みが重くないってことなんですかね?って助産師さんに言ったら、多分痛みに強いんだと思いますよ、ってフォローしてくれました。気遣いありがとう、助産師さん。

陣痛タクシーを呼ぶと、あと20分かかります!とのこと。その間にトイレに行ったり、上だけ着替えたり。
ちなみにメガネをするのを忘れたので、産んだ後、初日までメガネなしで過ごしました。スペアが有るならそれを陣痛バッグに忍ばせておく方がいいです。
トイレに行ったら出血が!いやー、ちょっともう間違い無いんじゃないか??と思い始めます。

ようやっとタクシー到着!痛くない時に頑張って動きます。
荷物は全部夫が持ってくれたので本当によかった。

さて、なんと来てくれた運ちゃんの背もたれには初心者のお断り文が!
なんと!可哀想な運ちゃん!でもなる早でお願いします!!ってだけで頑張って病院へ送ってくださいました。
所要時間20分弱。当たり前ですが、ずっと陣痛がしていたので、シートベルトにしがみつき、夫にもたれかかり、なんとかしのいでいました。本当に辛かった。

産院へ到着し、まさかの

産院へついてタクシーから飛び出し、夜間窓口の前で痛みが来てうずくまる。痛みが引いたら立って椅子に座りました。
助産師さんから見て、この時もシャンシャンとしていたらしいです。だから、あ、この人違うかもな、って思ったそう。
もっと痛がればよかったんだな!ちなみに病院着にもサクサク着替えたらしいです。(本人は必至過ぎて正直憶えてない。)

だから分娩台に上がってみた時に驚愕!全開大!!もう見えてる!!!
助産師さん驚き!すぐに処置に移りました。すごいですねーほんとに一瞬で準備してくださいました。
ただ、もう無痛分娩は間に合わないので普通になるよ!産んじゃおうね!とのこと。もう分かりましたとしか言えない。

助産師さんからすると、産む前にバイタル測ったり、点滴しなきゃならないので、最初はいきまないで欲しかったのだそう。
その時の私は訳わかってないので、力まないで~と言われ、手は掴まないでお腹の前にもってきてね~と言われるがままにしていました。お腹には力が入ってませんでしたがお尻には力が入っていました。多分力んでいたんじゃないだろうか…よく分かりません。
でもよく耐えれてましたよ!ってまた褒めてもらいました。褒められるのは嬉しい。

いよいよ出産

そして処置の準備ができました!ここからは細かくレポをします。
先生の手で破水されると、なんともう髪の毛が見えました。我が子は生まれながらにふさふさです。

さて、そこから「いきんでOK」と許可が出ました。
「次に陣痛が来たらまず深呼吸を2回、そのあと深く吸って、息を止めて力んでね」
わかりました!でも、また言ってください!! って言ってました。
痛いとき正直、こんなこと思い出してる余裕がないほどです。

直後陣痛がきて、助産師さんと先生の声掛けの元、
深呼吸~深呼吸~、深呼吸~~~止めて! 力んで!!
あとはもう注意事項です。
目は開けて!!(これは頑張れる)
お腹見て!!(これも頑張れる)
声出さない!!(力むので無茶やで、と思ってた。でも頑張る)

大体これが5回ぐらい。
恐ろしい高速出産です。我が子に感謝しかない。
一番痛かったのは、赤ちゃんの頭が股に挟まて陣痛が止まったタイミングです。
そりゃあ、痛い。早く出て来いと、陣痛はよこいと、思いました。
赤ちゃんも痛かっただろうなと思います。

会陰切開はありました。
先生が何と言ったかはわからないですが、切開されたかどうかなんて正直分からないです。
そんな痛さを感じている余裕はないので、切られる痛みがあるんじゃないか、と恐れている人は心配いりません。陣痛の方が痛い。

立ち会い出産で、夫のフォローは心から助かりました。
陣痛の合間に、お腹すいてない?喉乾いてない?って声を掛けてくれるのですが、やっぱりそこでお水をさっと出してくれるのは助かります。
あと、背中をさすったり、支えてくれたこと。
力むときに、おへそを見るようにして体を曲げるのですが、これが結構大変で。支えてもらえると体重分楽になります。

さて、赤ちゃんの頭が股まで出てきた後は、次の陣痛で踏ん張ってぬるん、と出てきました。
踏ん張るイメージは、ヨガの安産のポーズと呼ばれている、ガニ股でかがみ合掌して骨盤底筋(恥骨部分)を力む、その形のままでした。
そのまま、もう出ろ!もう出ろ!と持ち手を力いっぱい握り、足を開けるだけ開いて踏ん張ったら、生まれてました。
マタニティヨガおすすめです

赤ちゃんは元気に泣いてくれて一安心。
体重は3000と少しの大きさで、先生に言われていたよりも小さく出てきてくれてほっとしました。

そのあとは赤ちゃんの測定や諸々の処置の後、立ち会った夫が抱いたり、私の添い乳をしたりなどして、2時間ほど私の処置や経過観察が続きます。
結構長いこと続きます。

胎盤はへその下あたりを押されて出てきましたが、陣痛に比べれば本当に軽い月経痛ぐらいの痛さなので何ともないです。
陣痛が本当にすべてのマックスです。
私はあまりのスピード出産であったために、子宮などが追い付かず、子宮口なども縫いました。
けれども痛いのは会陰などの外を縫う時だけで、それもチクチクとする程度です。
処置中はずっと体を寝かせているので痛みはないのですが、起き上がると下痢っぽい痛み(たぶん後陣痛)があります。
一旦車椅子に乗って病室へ移動するので、その時だけ頑張る必要があります。

これで出産のレポは以上です。

あとばなし

出産の痛みは忘れるというけど、あれは迷信じゃなく本当に忘れます。
だから、また子どもを産もうと思うんだろうね、って先輩ママが言ってたから、すごく納得しました。

入院の最終日ぐらいに、立ち会った助産師さんが会いに来てくれました。
ちょうど、夫が面会に来ている最中だったこともあり、ベビ様を囲んで3人で当日のことを振り返ることができて楽しかったです。
この産院を選んでよかったな、と思いました。

その助産師さんが印象に残ったことを色々話してくれたのですが、一番助産師さんにとって面白かったのは、ベビ様が生まれた後私が「ラッキー!」と言ったことだそうです。
私的には、初産だと17時間以上、無痛分娩ならなおさらそれ以上かかると言われていたお産が、陣痛から2時間で(産院についてからだとなんと15分!)済んでしまったこと、無痛分娩の費用(10万越え)が丸っと浮いたこと、個室が確保できたこと、すべてにツキを感じたうえでの喜びの一声だったのですが(笑)

また、何度も書くようですが、陣痛が来ている人が電話口であそこまでハキハキしゃべったり、立ち上がったり、さっさと服を脱いだりすることはなかなかできないから、本当にびっくりで、と。
褒められればのびます!ありがとうございます!

総じて体力をつけておくのは非常に大事だと感じました。
お産が軽かったのも、出産がするするっと進み、短く終わったのも、母たちや助産師さん、先生によると、すべてはそれに尽きるようです。

妊娠後期のことはまた別の記事に書きますが、1日30分~1時間のマタニティヨガ、5000~1万歩のウォーキングを欠かさず行っており、最後はマタニティヨガも強度の高いものをこなしていたのはこの出産において非常に重要だったのだと思います。
一人でいるのを心配してきてくれた夫のお母さんが、あまりにキビキビと動くし、立ち上がるし、歩くし、という私を見て大いに驚いていたのですが、臨月ってそんなに動けないんですかね?しっかり体力作っておいてよかったなあ、と感じるところです。

ただし、運動をしていいかどうかは人による(絶対安静と言われる場合もある)ので、そこはお医者さんと相談してください。

そして、今回陣痛から2時間というスピード出産になった私は、もし第2子を産むことになるとさらに早まるので、絶対にお医者さんと相談する必要があるという別の危険性をはらんでいます。
そうなったらまた無痛にはならないんだろうな…と、再びこの痛みと相まみえることになるのかと遠い目で考えております。

さて、出産レポは動画や文章でなど色々まとまっているものが多いですが、たらたらと日記のように感想をまとめた記事は多くないように思ったので、今回はあえて長々と書いてみました。
何か参考になれば幸いです。

それでは!

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