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お香日記 2024年7月7日(日) 地図

たなばた。
実は、昨日、自転車の鍵がどこかに行ってしまい、有料自転車置き場に置いたまま家に帰った。

出張修理してくれる自転車屋さんに連絡して、出張修理の予約をする。土曜日に予約したのに、月曜日にしか空いていない! 混んでるんだな〜、知らなかった、、

どこで落としたんだろ…、それとも、自転車に挿したまま出掛けて、鍵とられたとか…?

と、思いながら、ウンゲツィーファの演劇ワークショップに行く。今まではまったく気づかなかったが、会場までめちゃくちゃわかりやすい道だった。しかし…今日はバス停に並んだ直後に便意をもよおして一回家に帰ったので、完全に遅刻…、

今日はシーンの製作。みなさんとてもいい人だ。お香を作ることになりそう。塩も作りたい。何言ってるんだ。
「いい」なにかがまったく思い浮かばない。かけらしかない。

そのときに、チョークで地図を描き始めた人がいて、その存在感にみんな「おおっ」となった。やっぱりこの舞台はこのひとがキーの人になるのか。

私はじぶんがいけんを言ったりするのは得意だが、人の意見を聞いたりまとめたりが苦手というか、どっちかというとそれをやってるとだんだんしんなりしてくる。だから、ひたすら兵隊に徹しよう、とおもう。舞踏にも出るし。再来週。なにやってんだw

家に帰る途中、自転車やさんから電話が入っていた。折り返す
「自転車の鍵、電動自転車のバッテリーの鍵でもあると、ちょっと面倒くさくて、スペアキーを作るまで10日ほどかかります」
私「え… あの、鍵調子悪くて、変えたいと思ってたんです…、有料自転車置き場おきばにおいたままなんですけど…」
「でもですね、バッテリーの鍵も変えるんだとそれは相当難しいです。調子悪いのも錆びつきならスプレーで治りますし…。それじゃあ、自動車でとりに伺って、前輪回るなら、車に乗せて弊店まで持って帰ります、スペアキー作る方向で、、、自動車乗せるのにお金かかりますが」
私「それでおねがいします」

途中の駅で、あそこで落としたんじゃないかという疑惑がふと蘇る。昨日の行きの電車の中だ。荷物がたくさんありすぎて、いったん手に持っている荷物を大小合わせて全部座席の上にぶちまけた。それぞ全部拾って電車を降りたつもりが、鍵だけ落とした疑惑。

駅の落とし物の場所に行って鍵を落としたことを告げると、あっという間に出てきた。

「ギャーーー!! ありがとうございます!!」

思わず叫ぶやないか。

1日ぶりに駅の自転車置き場に行って、自転車の鍵を開ける。駐車場代は1100円。もっともっとかかると思っていたから、ほっとした。
自転車屋さんにも電話してあやまる。

家に帰って、職場からコロナ患者がでた連絡が入っていた。きょうは家族と離れて寝る。

ずっと長いこと懸案になっていた、麻炭のオリジナルお香のブレンドをする。

夜に起き出して、何度も焚く。はっと気がつくと、試し焚きのお香を手に持ったまま寝てて、机が焦げていた。あぶねえええ!!

今書いている時に振り返って思う。
祈りとともに生きていく人にぴったりの夏のお香となった。

燃えてないものを燃すというのは、みっちり詰まった箱のようだ。色々な要素が空間に解き放たれる。麻炭は軽い軽い空の箱のようだ。お香全体を軽い存在にしてくれる。炭。面白いなあ。

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