見出し画像

ベルリンからチューリッヒに引っ越しする

※ これは2021年3月の情報です。

約4年暮らしたベルリンから、スイスのチューリッヒへ引っ越しをしました。引っ越しに伴い必要だったことをメモしておきます。

引っ越し業者

3社に見積もりを依頼し、今回は日通の引っ越しサービスを利用しました。繊細な家財も安心して任せられること・コミュニケーションに不安がないこと・現地で長期滞在先が決まるまでの保管もお願いできることが大きな決め手です。

決定後は、オンラインで実際に家財を見せながら打ち合わせをして、詳しいお見積もりをいただき、必要書類と梱包資材も受け取りました。梱包は事前にできる分を自分たちでして、食器の一部や椅子など梱包が難しいものだけ、お任せしました。引っ越し当日は、梱包から搬出まであっという間に終わり、よかったです。搬入時もスムーズに進み、開梱後の資材回収も可能とのことで、後日お願いしました。

部屋の解約と退去

解約する旨を管理会社へ書面で提出後、管理会社による引き渡し前の下見がありました。退去時の修繕をどの程度必要なのか心配でしたが、壁に開けた穴を埋めるくらいで大丈夫とのことで、ほっとしました。引き渡し準備は、部屋全体の掃除・壁の穴埋め・天井と壁の汚れの部分的な塗り直しのみで、全て自分たちでできたのでよかったです。退去当日は、忘れものや見落としがないか点検をして、入居時同様に部屋の状態と各メーターの数値を写真に撮っておきました。引き渡しでは、入居時の Protokol を管理会社と一緒に一つずつ確認し、問題なく終わりました。

壁のお直しに便利だったもの
Alpinaweiss SOS Innenfarbe
Alpina SOS Loch- und Rissfüller

他渡航準備と手続き

各種解約の手続きは、国外への転居の場合即時可能な場合もありましたが、数ヶ月前に連絡が必要な場合もあるので、解約の仕方は早めに確認しておくと良さそうです。

・スイス滞在許可証取得のための書類を用意
・自賠責保険の解約
・健康保険 DAK の解約(書面にて, ベルリン市 Abmeldung の証明・スイスで健康保険に加入したことの証明が必要でした。)
・電気 Vattenfall の解約(メールにて)
・テレビの解約(Webサイトにて)
・インターネット O2 の解約(Webサイトにて通知のうえ電話, ルータも返送しました。)
・携帯電話の解約(アプリや二段階認証で使用していたため、新しい番号を取得してから解約しました。)
・銀行口座の解約(書面にて, 新しい口座を作ってから解約しました。)
郵便物の転送サービス申し込み
・ベルリン市の Ablemeldung(メールにて)
・各種住所変更
・不用品の処分(友人に譲った他、MixBebay kleinanzeigen・粗大ごみ回収サービスを利用しました。細々したものは zu verschenken で道端に。)
・渡航直前の滞在先を確保(ホテル)
・渡航後最初の滞在先を確保(短期滞在用の家具付きアパート, Smart Apartments を利用しました。)
・PCR検査(coronatest.de にて, 結果はメールで受け取りました。)

引っ越しが近づくにつれてばたばたとして、息つく間もなく最後の日になりましたが、全て終わったその日は空いた時間もできて、近所の散歩をしました。いい部屋といい地域だったなとしんみりしてみたり。コロナ禍のための不便や苦労もありましたが、体調を崩すことなく無事に終わりよかったです。(写真は引っ越し前の雪でベランダに作った雪だるま)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?