#1.音楽を始めたきっかけ、初ライブ

ベースを始めたのは大学生からです。きっかけはThe Yellow Monkeyでした。廣瀬さんのベースが好きだったからです。元々は習字ならったり絵を描いたりするのが好きで部活はサッカーとかしてました。昔は音楽の授業は苦手で、バンドを組んだのは大学に入ってから。結果、大学はバンドばっかりの音楽漬けの毎日になりました。 クラスメイトのトノがたまたまギターをやっているということで軽音サークルの飲み会に行き、勢いとノリでベースを始めることになりました。それが今後、自分の人生が変わるきっかけになるとはその時は思わなかったです。最初は本当に分からないことだらけで苦労しました。とりあえず安価なフォトジェニックのベースやアンプを買って練習してみましたが音源聞いてもベースの音が聴き取れずタブ譜見てもわけもわからなかったです。 一回生の4人(ギターボーカルのトノ、ギタのハマ、ドラムのミヤ、ベースは僕)編成でドラムの苗字から「みやもん」という名前でバンドを組み、新入生ライブに出ることになりました。僕だけが素人で他の3人はめっちゃ上手くてすごく焦りました。でもそんな僕にみんなは親切に色々教えてくれました。素人の僕にでも弾きやすい曲ということで4曲やることになりました。1.堂本兄弟のテーマ 2.I Fought The Low(The Clash)3.Freez My Love(GLAY)4.Love Love Show(イエモン)今思うと何という選曲(笑)。サークルの活動を真面目に顔出ししていた僕は先輩たちから気に入られて、なんとトリの出演となってしまいました。同じ同級生はわりと経験者も多く、初心者は僕ともう一人くらい(ギターのイカ)でした。みんなけっこう上手いので、ますます緊張がピークとなりました。(当時は何が上手いか下手かわからず、わりと何でも上手く聴こえた)緊張した状態で挑んだライブはボロボロでうまくできず放心状態でした。まさにブルージャイアントの玉田くんのような状態です。すごくみじめな気持ちになり、バンドなんか辞めてやる、と思いました。

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