子宮筋腫 in Germany① (健康診断)

note使うのも、ブログ的なものも初めての私。まだ使い方がよく分からないが💧、備忘録的になるけれど、現在も続くドイツでの子宮筋腫との共存生活について書いておこうと思う。

ことの始まりは数年前になるが、ドイツに来てしばらく経ってから、久しぶりに健康診断思い立った。あまり若くもない。もうアラフォーだし!

ドイツは通常の健康チェック(ホームドクターのところ)とは別に、婦人科検診は別の専門クリニックとなり、何となく婦人科検診は遠のいていた。そして会社が組織的に健康診断を促すなどということもなく、体調管理は基本的に個人の責任だ。

ここ最近ときどきなぜか朝に不正出血らしきものに気づくことがあったが、気のせいかと元来の呑気な性格も相まって、アラフォーともなればこんなものかと思っていた。

婦人科検診は近所のクリニックを予約したが、ここがイマイチだった。この時点ではドイツで初めての婦人科クリニックだったし、こんなものか、と妙に自分を納得させていたが、後々考えるとやはりおかしいことに気づく。

日本を絶賛するものではないけれど、一般的に、そして私が最初に行った件のクリニックではとにかく待たされるし(法定保険の私の場合待ち時間1時間は当たり前! ドイツはプライベート保険と法定保険の区分がありプライベート患者は予約時の電話番号も違う、果ては可能な処置のオプションや薬さえ違うと聞いた)、診察中もナースが次の患者の準備だかでドクターと話したりドタバタ。ゆっくり症状話すという感じじゃないんだようなーと感じながら、数分の診察の時間が終了。ともかくも、その時は筋腫があるということをエコーで教えてくれた。ただ、症状がなければ6ヶ月後にまたくれば良いと言われただけであった。帰宅後、全く馴染みのなかった子宮筋腫という用語をはじめてインターネットで調べてみた。

それから半年後。
予約を取ろうとしてもそのクリニックは予約が簡単には取れずに結局最初の診察から8ヶ月後くらいになってしまった。ドイツあるある話で、予約を待つ間に症状が治ったり、悪化したりするとか。(話は逸れるが、日本人、日本の会社、組織は割合マルチタスク、イレギュラー対応に強い気がする。ドイツはとにかくイレギュラーには厳しい。というか、マニュアル、規定プロシージャにない事象を嫌がるきらいがあると感じる。クリニックも同じ。よほど痛いとか言わないと、予約外の患者はその場では診てもらえない。)

そして、第二回の町医者婦人科予約の日が到来! エコーではかなり大きくなっているという。大きな病院を紹介するからCTを取ってくるように言われ、紹介状を渡され、その日はクリニックを後にした。

はあ。筋腫が大きくなっていると分かったショックもあるにはあるが、なにより病院巡り(=予約を取って長く待つこと)をしないといけないのか・・・と思うとこちらのストレスの方が気が重い。

ドイツの病院といえば、数年前に経験した副鼻腔炎の手術くらいだが、このドイツの手術について頁を改めて書くことにする。何がすごいって、病院食の侘しさが・・・!(苦笑)

(②に続く。)


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