見出し画像

ドイツ・カフェがコロナ検査場に変身し、マスクなしのデモも相変わらず・・・

最近街中を歩くと、目抜き通りにコロナウイルスの簡易検査場ができています。このカフェもいきなり検査場になっていた! しばらくは飲食店の通常営業は不可能と理解するべきか・・・。

画像1


そんな中、イースター連休の土曜日は私が住むStuttgartでは複数の箇所でとんでもない規模(1万人超え!)の反コロナ規制デモが開催されました。スローガンは"Wir brauchen Freiheit"(自由が必要)。

私の近所がデモのスタート地点の一つになっていて、上空はヘリやドローンが飛び、参加者のシュプレヒコールなどで騒々しく、この日はほとんど家に引きこもっていました。ご覧の通り(↓)デモの参加者はほぼノーマスク! もちろん距離もなし。地元の警察広報官曰く、「私が見たところマスクをしている人は20人程度。それは警察官でした」。いや、何?その他人事の感じ。取り締まりしないの?!

ドイツは州や地区によりますがロックダウン逆戻りでStuttgartも2世帯5人までしか集まれない、小売店はピックアップのみ等の規制がまた復活しています。

私は、今までなぜドイツのような先進国で、マスクの着用義務(罰金付き)、外出時間制限、集まれる世帯数や人数など、箸の上げ下げのようなところまで規制するのだろうか、と不思議に思っていました。が、土曜日の地元のデモで謎が解けました。

エゴイスト。無症状者から他人に感染させないように、という思いやりなし

こういう人がたくさんいるから、罰則付きマイクロマネジメントルールが必要なんだと痛感しました。もちろん普通にマスクをしている人もいるし、デモをする気持ちもとてもわかります(半年近く営業できないセクターなどは死活問題で本当に不満が大きいと思う)。しかしなあ、マスクくらいしたら良いのに。マスクが自由や人権と何の関係があるんだ! 

ドイツはやたら検査はしているけれど(検査しているから?)、感染者数は減りません。隔離措置は守られているのだろうか・・・怪しいとさえ思ってしまいます。

やっぱり国民に衛生観念の教育をした方が早いかも! スーパーコンピュータ富岳の飛沫シミュレーションのビデオをテレビで流したらどうだろうか?!(提案のメールを連邦政府に送ってみるかしら)

日本の「お願い」レベルで、あの感染の少なさ(対欧州比)。もう別の世界!

ドイツ、しばらくロックダウン続きそう。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?