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けものフレンズ ロシアの冬物語

小説

1953年
突然としてモスクワのクレムリンにて砲撃音のような音が聞こえた

何か何かと思うとモスクワ市民が起きラジオで電報が入った。最高指導者のヨシフスターリンが死亡した。
どうやらその砲撃音は同志スターリンの葬式による音らしい。

「うーん...」

「うぅぅん...」

「みゃおおおおお!みゃお!みゃお!」

コウテイペンギン「うぅ、ベッドから起き上がれないし、みゃおみゃおうるさいよ」

サーバル「同志スターリンが死んだんだよ!」

コウテイペンギン「あれっ?ここはジャパリパークでは?」

サーバル「ここはロシアパーク!!ジャパリパークに歴史博物館が出来てバーチャル空間でタイムスリップ出来るの!」

コウテイペンギン「まぁ、ジャパリパークって謎の技術マシーンがあるくらいってなんで私が昔のロシアにタイムスリップしなくちゃいけないの!」

サーバル「本当は私、寒い所が苦手で君はペパプの君ならジャパリパークを救えると思って...それでお願いがあるの。ソ連軍事秘密設計局にあるとある兵器の設計図を手に入れて欲しいの。」

コウテイペンギン「何か知らないけど私はジャパリパークに戻るよ!帰る!」

サーバル「帰れないよ。帰ったら私とペパプ、そしてかばんちゃんもジャパリパーク政府のエージェントに尋問されただ殺される運命にある。」

サーバル「ジャパリパークからバーチャルタイムスリップしてソ連に亡命したかばんちゃんがソ連技術アカデミーを爆破したとジャパリパーク政府から通達があったんだ。それを今、クレムリンで権力闘争に勝ったフルシチョフから伝言があったんだ」

フルシチョフ「私もジャパリパークとは戦争をしたくはありません。が、しかし我が国にテロを仕掛けるとは全面核戦争、ハルマゲドンの火種を上げるほかありません。これは内密にお願いします。これがジャパリパーク政府のテロ行為では無いと身の潔白を証明してください。かばんちゃんを捕獲すればそれはジャパリパーク政府をシロと判定し軍事フェーズを2から0へと変更します。私だって戦争は避けたいものです。」

続く


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