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[思春期の人へ]”大人になる”ためのアドバイス

 こんにちは、医療大学生hiroです。本日も読んでいただき感謝します。 できるだけ丁寧に、そして簡潔に伝えられるよう努めています。何かご指摘がございましたら、ぜひコメント欄まで意見をお寄せ下さい。低評価も、もちろん高評価もお待ちしております。

 誠に勝手ながら本日は丁寧語をやめ、普通の口調で書く。この方が伝わると思ったからだ。

波

 ところで、思春期は親との衝突は当たり前だ。そこで一つ言いたいことがある。あなたは父親を尊敬できるか。もしあなたが女性なら、母親に置き換えてもらっていい。いや、親のうち自分に似ている方を選んでもらうことにしよう。あなたはその親を、心から尊敬できるか
 今あなたが選んだ方の親は、自分自身を映し出すだ。世界であなたに遺伝子学上最も近い存在でもある。尊敬できないということは、自分を尊敬できないということだ。
 俺は、親を1人の人間として認識し、尊敬できるようになったとき、それを”大人になった”ということだと思っている。なぜか。今までその親の見えていなかった部分が、見えるようになったということだからだ。視野が広がり、価値観が変わったということだからだ。

朝の日常

 親は子にとって偉大な存在だ。私たちに無償の愛を提供してくれる、かけがえのない存在だ。あなたと親御さんの関係が通常であれば、世界中を敵に回したとしても、最後まであなたの味方になってくれる2人だということを忘れないで欲しい。嘘だと思う?そんなわけがない。あなたが生まれたとき、親御さんは人生で最大、最高の笑顔になったことだろうよ。あなたが風邪を引けば、会社から心配して車を飛ばして帰ったきただろう。少しでも早く家に着こうと、急いだだろう。なんなら昔のビデオデープを見てみると良い。そこには、あなたとあなたの家族にとって世界で一番の宝物が映っているはずだ。
 それでも、そうは言っても日常生活では不満に思うこともあるだろう。嫌な部分が少しづつ溜まっていって、絶対にこんな大人にはならないと思うこともあるだろう。ものすごく分かる。

 だけど安心してくれ。あなたは将来、ほぼ確実にその「なりたくない」親の主義・主張を理解できるようになる。そして自分の子どもに同じように叱るのだ。そのことを理解できるのようになるのが遅いか、早いかというだけだ。この世はあなたが思っているよりずっと、単純だ。親の教えを、あなたが次世代に引き継いでいく。もちろんあなた自身が納得した上で。

 これはおそらく、昔から不変の事実だ。

✳︎

 あなたと親御さんの決定的な違いを教えておこう。それは経験値だ。20年も30年もこの複雑極まりない現代社会で生き抜いてきたという事実は、あなたの想像の何倍以上も大変なことだ。

 それでも親が大嫌いだというあなたにはこれを伝えておこう。今、あなたは親を1人の人間として見られているか。

 「親なのにこんなことも知らねえのかよ!」と思ったとき、それは親を特別視している証拠だ。あなたの親御さんは、親である前に人間だ。いつでも正しいわけではないし、理性的な判断ができるわけではない。
 

 親御さんも今となっては少し偉そうにしているかもしれないが、親になる前はあなたと同じ、まだ社会のことなんか殆ど知らない子どもだったのだ。親だって人間だ。間違いもたくさんする。なんならあなたのほうが若い柔軟な脳みそを持っていることだろう。

 でも、さっきも言ったとおり、あなたのお父さん、お母さんはこの社会の中で確かに生き抜いてきた。あなたが知らないこと、経験していないことを数え切れないくらい分かっているはずだ。

 笑った回数だけでなく、辛くて涙をこらえた回数も、落ち込んだ回数も、怒った回数も、あなたの何倍も上だ。間違いない。絶対にそうなのだ。それが、長く生きるということだ。

そろそろ、意地を張るのはやめないか。

こども

 将来、あなたは遅かれ早かれ家を出るだろう。大学進学のときかも知れないし、就職して少し経ってからかもしれない。ここで言いたいのは、あなたが”元気な姿の親”と顔を合わせることができなくなる日は確実に迫ってきているということだ。計算してみればいい。すぐに分かる。
 あなたが定年を過ぎるころには、親御さんはもう平均寿命を超えているだろう。元気ではない確率は十分に高い。特に一人暮らしの大学生なんかは、顔を合わせる日がもう絶望的に少ない。年数回しか帰省しないのだから。あなたが定年になるころ、18→60の42年間に顔を合わせる日数を数えてみる。年間20日帰省して会ったとしても840回だ。(多分アルバイトのシフトの関係であったりに縛られ、こんなに帰ることはできない。)
 これだけしか無いんだ。2年ちょっと分しかない。毎日家族と過ごせる幸せを、いまのうちに感じて欲しい。

 最後になったが、同じようなことを言わせて欲しい。親もあなたと同じ子どもだった、ただの1人の人間だ。必ず間違いを犯す。それでも、親を認められえるようになる。そしてそれは、自分自身を受け入れられるようになるということでもあるのだ。

 親という大きな存在を尊重できるようになったとき、あなたは未熟さという殻を抜け出せたに違いない。もし、親を尊重できるようになったなら、感謝の気持ちを少しでいいから伝えてみないか。孝行のしたい時分に親はなし。これは、いつまでも親が生きている保証はどこにもない、という意味だ。覚えておいて欲しい。

 今回はこの辺で終わろうと思う。良い1日を。それでは。

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