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勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

2020.07.25.vol.59

【勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし】

ここ最近熊本に雨が多いのはみなさんご存知かと思いますが、それだけではなく日常から熊本の天気は不安定なのだと気づき始めました。

と言うのも、今日僕の住んでいる地域の降水確率は0%でした。

それなのにも関わらず、40分おきくらいで10分ほどの雨が降ったり止んだりしました。

僕は何回洗濯ものを外に出して、中に入れてを繰り返したことか。

熊本では乾燥機付き洗濯機の需要が高そうです。

さて、今日はタイトルの言葉について考えていこうかなと思います。

Ⅰ.勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

この言葉は野村克也監督の座右の銘として話題になりましたが、元はと言えば別の方の言葉です。

元々は江戸時代の大名で剣術の達人だった松浦静山の言葉で剣術書に記されていたものです。

意味としてはそのままで、負けた試合はどこかに必ず負ける要因が存在している。逆に負ける要因を潰してなくせば不思議にめ勝つことができる。という意味です。

つまり、『負け』というのは全て説明出来て、『勝ち』というのは必ずしも全てを説明できるわけではないのです。

Ⅱ.勝利のロジックに穴はないか?

『負け』が全て説明できるということは、サービスや企画を計画した段階で穴があればその時点でその企画は負けるということです。

ここ数年のVUCA時代において、ハードドリブンなどに代表されるように言葉で説明しづらい気持ちや熱量の部分がフォーカスされる機会が多くなっています。

いわゆる『最後は気持ちだ』に近いですね。

でもこれ、よく見てください。

『最後は』気持ちなんです。

気持ちなのは勝った時の『不思議』の部分だと思うんです。

『運が良かった』
『天が味方した』

この辺りの分類と変わらないと思っています。

それ以前に、詰めれるところは全て詰めておかなくてはならないんです。

出ないと『負け』を説明出来ることになるので。

恐ろしく緻密なロジックの上に気持ちを乗せるから『勝ち』が成り立ちます。

ハードドリブンの塩田さんもおそらくハードドリブンだけどロジックは詰めているはずです。

でないとアカツキはあんなに成長していません。

Ⅲ.まとめ

負けないためには徹底的な準備が必要で、その上に気持ちを乗せるから『不思議』が起こります。

僕が好きな漫画の一節に以下のようなシーンがあります。

「365日をどう過ごしたかで変わる。一年間自分の気持ちに嘘はなかったのか?寮や学校やグラウンドで別々の顔をしていなかったか?自分をごまかすことなく野球と向き合えていたのか?本当に純粋な気持ちじゃないと最高のプレーなんて生まれないだろ。」

言ってることは同じだと思います。
毎日自分のできることは全てやったかという問いにyesと答えられる人だけが勝てる素質を持っているんだと思います。

一緒にがんばりましょう。

ではまた。

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