7187 ジェイリースの業績についてポイントまとめてみた
✅ 2004年2月に賃貸保証センター株式会社を設立し、賃貸不動産における家賃債務保証業を開始
✅ 本社は大分県と東京都新宿区の2本社制。九州を地盤に家賃保証事業を展開
✅ 筆頭株主は社長兼会長の中島拓氏の資産管理会社であるJLホールディングス株式会社で24.2% 、その他は中島拓氏、ジェイリース従業員持株会、8559豊和銀行、8392大分銀行、前副社長の阿部兼三氏などが並ぶ
✅ 社長兼会長の中島拓氏は中央大学法学部卒→1980年5月不動産担保ローンを扱う株式会社拓成に入社→2001年4月株式会社情報大分の代表取締役→2004年2月同社を設立、社長に就任→2007年4月株式会社拓成の代表取締役に就任→2014年6月より同社の会長を兼任
✅ 2022年3月期第2四半期の売上高は4,369百万円で、調整前の保証関連事業が4,328百万円で太宗を占め、不動産関連事業は44百万円であった
✅ 保証関連事業では、賃貸住宅において入居希望者の家賃債務保証を引き受けて、家賃滞納時には不動産オーナーへ代位弁済等による家賃収入を保証するサービスを提供する
✅ 不動産関連事業では、連結子会社のあすみらい株式会社が外国人入居希望者向けの賃貸仲介業務や賃貸管理を不動産オーナーから受託する賃貸管理業務、不動産賃貸業務を行う
✅ 全国の店舗数は28店舗(2022年3月期第1四半期)と競合他社と比べて2~3倍程度多く、従業員数もトップクラスである
✅ 売上高は2017年3月期から2021年3月期にかけて単身世帯の増加に伴い、賃貸住宅の供給や入居需要が堅調に推移して約1.8倍へ増加。2021年3月期は感染症流行により一時的に保証申込数が減少したものの、貸主のリスク意識の高まりにより新規契約や継続保証が増加。事業用賃料保証の需要も拡大して前期比+12.7%の増収となった
✅ 経常利益は2018年3月期と2019年3月期に、人件費や上場関係費の増加や代位弁済の増加による貸倒引当金組み入れ額の増加等が響き、損失を計上した。2020年3月期には前期の経常損失▲146百万円から経常利益105百万円に回復。2021年3月期は、業務改善や新商品の開発を実施して前期比で約7.6倍へと増益した
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