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3445 RS Technologiesの業績についてポイントまとめてみた

✅ 2010年12月にラサ工業株式会社からシリコンウェーハ再生事業を受け継いで、株式会社RS Technologiesを設立
✅ 半導体製造装置用テストウェーハの再生加工で世界首位
✅ 筆頭株主は、社長の方永義氏の資産管理会社であるR.S.TECH香港で保有割合30.6%、社長の方永義氏が6.2%、ノルウェー政府が2.7%、取引先とみられる那須マテリアル株式会社が2.6%と続く
✅ 社長の方永義氏は中国出身で1988年8月に来日→城西国際大学大学院を卒業→1999年1月中古パソコン回収を行う株式会社永輝商事を設立→ラサ工業株式会社からシリコンウェーハ再生事業をM&Aによって承継→2010年12月同社を設立し、現職に就任
✅ 売上高の構成比は、ウェーハ再生事業が43.6%、プライムシリコンウェーハ製造販売事業が27.8%、半導体関連装置・部材等が28.4%
✅ ウェーハ再生事業では、半導体製造過程でのモニタリングに使用されるモニタウェーハの再生を行う。同事業で世界シェア3割を誇る、最大手企業である
✅  プライムシリコンウェーハ製造販売事業では、実際に半導体に使用されるウェーハの製造販売を行う
✅ 半導体関連装置・部材等の事業では、中古の半導体関連装置や消耗材を解体から組立までを一括して行い、中国国内に販売する
✅ 海外売上高は、高い水準で、中国向けが3割強、台湾向けが2割強、その他米国、欧州、アジア向けに売上がある。Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.(TSMC)と長年取引実績があり、2020年12月期の販売実績は全体の14.4%を占めた
✅  売上高は2016年12月期から2020年12月期までの5期で約2.9倍に増加した。2018年12月期からはプライムシリコンウェーハ製造販売事業での大手中国メーカーの連結子会社化による売上高が貢献
✅ 経常利益は2016年12月期から2018年12月期までの過去3期で約4.3倍に増益。2018年12月期以降は設備投資や研究開発費が増加し、2020年12月にかけて▲14.8%の減益

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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