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4992 北興化学工業の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1950年2月旧野村財閥系の野村鉱業株式会社製薬部より分離し、農薬の製造販売を目的に北興化学株式会社を東京都に設立
✅ JAとの取引が厚い農薬大手メーカー、非農薬分野も展開する
✅ 筆頭株主は、旧野村財閥系の野村殖産株式会社で保有割合7.77%、4005 住友化学が7.27%、日本カストディ銀行信託口が5.13%、日本マスタートラスト信託銀行信託口が5.06%で続き、以降は全国農業協同組合連合会(JA全農)などが名を連ねる。なお、5%ルール報告書によると、三井住友DSアセットマネジメントと共同保有者の持分が9.65%とされている
✅ 社長の佐野健一氏は中央大学卒業後、同社に入社→2016年2月取締役に就任→2019年12月より現職
✅ 売上高の構成比は、農薬事業64.4%、ファインケミカル事業32.2%、繊維資材事業3.3%
✅ 農薬事業では水稲用や園芸用の殺虫剤、殺菌剤、除草剤等の製造販売をしている。構成は水稲剤が2/3、園芸剤が1/3で、全国農協協同組合連合会を通じて、全国のJAに製品を供給している
✅  ファインケミカル事業では、固有技術で付加価値を高めた化学製品を製造販売しており、取引相手は化学メーカーとなる。同社製品の主要用途は、樹脂、医療・農薬、電子材料などである
✅    主要取引先は4063信越化学工業
✅ 売上高は40,000百万円前後、営業利益率は2015年1月期以降5%台後半〜7%台で推移し、2017年11月期にファインケミカル事業の高利益品目の販売増を主因に同期間中の最高益を記録した

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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