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らんまん 第14週

こんにちは。

第14週「ホウライシダ」

今週から後編がスタート。

  • 倉木砲

初っ端から倉木砲をもろにくらってしまいました。
はあ〜〜〜〜あの倉木さんが、みなと一緒に、控えめにだがお歌をうたって踊っているという衝撃、変化、成長。
子どもをあやすとこも良かったですよね。
来週の予告では倉木さんがばっちり映っていたので楽しみです。


  • 笑顔の裏

「今夜、うちに来なさい」「私のものになりなさい」
すごくない?こんなこと言っちゃうの?
教授の本性、恐ろしや…
絶対的服従を要求する、えげつない手のひらクルーだった。
教授の頭の中にはこのシナリオが最初からあったのか?万太郎のことは、使いっぱしりの駒 以上の認識なんて持っていなかったということか?
対等だなんて微塵も思っていなかったんだ、虫けらだと内心彼を蔑んでいた、植物学教室を訪れた、土佐から出てきた無名の植物バカに手を差し伸べて歓迎の抱擁を交わしたあの時だって…
素直で純真で人を疑うことをしらない万太郎が相手にできる、太刀打ちできる相手ではないよ、強大な存在すぎる。万太郎の胸中、これはショックだよな。
先週から、万太郎の心の中のモヤモヤ(なぜ自分が見つけた植物を自分で認められないんだ)が描かれていたから、それがここに効いてくる。
みんな 自分のもの にしたいんだ。

万太郎はただただ、植物が好きで好きでたまらないだけなんだ。
土佐の自然の中をひとりで歩いている分にはこんな思いをすることもなかった。
でも、彼は望んでしまった、東京大学の植物学研究室で学ぶということを。
集団の中でやっていくということは、仲間との出会いもあるし敵との対立も生まれる。
みんな植物に対して一生懸命なはずなのに、分かり合えない人もいる。


  • 橋本智子ーー!

すみません思わずこの間までやってた別ドラマを出してきてしまいました。

人見知りでびくびくしていて、伏目がちで、教授にも子どもたちにもお手伝いさんにも気を遣っておどおどしていた彼女が、お寿恵ちゃんと話してゆっくり表情が柔らかく明るくなっていく過程が良かった。
今後万太郎と教授の関係が悪化しても、お寿恵ちゃんとの交流だけはやめないでほしい。

  • 最高の友

最高の友は最高のタイミングで再び現れた。
祐一郎くんも集団の中で上の立場に立つ人間となっていたが、どっかの誰かさんとは全く違う信念を持っていた。
教授が虫けらと切り捨てた人間たちを、佑一郎くんは 国を変える底力 とはっきり肯定した。
あそこで佑一郎くんと再会していなかったら万太郎は迷い続けていたと思う。
ほんとうにありがとう佑一郎くん。アメリカでのご活躍を応援しています。

  • 君たちがイチャイチャしている間にも時は流れている

それまでの悪行を一発で帳消しにしてしまうほどの破壊力をもった「おはよう(微笑み)」。
これは神木くんだから成し得た技。神木くんが演じるとその人物の魅力が10000倍になります。


それにしても家がぼろすぎる。漫画みたいなぼろ家。
でも今回はこのぼろが逆に良かった。完全に空間を分けないことが、万太郎がお寿恵ちゃんを振り返るきっかけになった。
振り返らない亭主、金の工面、おっ母さんの心配が着々と現実のものに…

竹雄が出なくなって寂しさはあるけど、お寿恵ちゃんにしっかりと竹雄の精神が根付いている。

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