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らんまん 第22週

こんにちは。

第22週「オーギョーチ」

予告の時点では完全にオーギョーチってなんぞ?だった。

不器用な大窪さんなりの優しさが出ていたよね。
彼は植物学教室を去ることになったけれど、ヤマトグサに向けていたあたたかい優しい眼差しを忘れないし、あの時確かに大窪さんは万太郎と同等かそれ以上にヤマトグサを本気で愛してたって私は思ってるよ。

お寿恵劇場〜〜!!お寿恵ちゃんの生き生きした表情も感情の乗った声もテンポの良い映し方もおねえさま方が到着するタイミングも最高にはまっているシーン。

みえおばさんがお寿恵ちゃんに、あんたも万太郎さんと 一緒に 駆け上がってみなさいなって商売始めるようにアドバイスするところも良かったよなぁ…
図鑑づくりは万太郎とお寿恵ちゃん二人の夢であることは間違いないんだけど、やっぱりそこにおいてお寿恵ちゃんは支えたり協力する立場であり、お金のため八犬伝をやむなく質に入れることになったり、お寿恵ちゃん自身が好きなこと、いちから始めたいやりたいこと からは少し離れざるをえなかったんじゃないかな。家に居ない植物オタク亭主は頼れないし、子育てもあるし。
外での色々な人を相手に生き生きしてるお寿恵ちゃんも好きなので、是非お店を頑張ってみてほしい。

ふたりとも本当におめでとう…!!!
クールな図工だった野宮さんが熱い植物学者なところを見せられるとちょっともうたまらない。
放送前に読んだ「ボタニカ」でもギンナンの研究をしている場面が出てきて、その時は文字だけだと受精の仕組みがよくわからなかったのだけれど、今回波多野先生の図解で理解することができた。

いつの間に濱田龍臣くんはこんなに成長していたんですか!?!?!?
私の中で彼は、(出演作を追っていなかったのもあるけど)龍馬伝の時のくるくる髪のきゅるきゅる瞳の男の子なままだったので本当にびっくりしてしまった。
受け継がれる子役魂…子役の成長を見ていると、ほんとうに子どもってすぐ成長してしまうんだからすごいね…って思う。

陳さんジーミンさんもよかったよね……台詞こそ多くなかったけど、表情や雰囲気で万太郎に心を許す前と後を表現していたのが素晴らしかったね…
朝井大智さん、前になんかのドラマですごく見た気がするけど、なにで見たんだっけ…あーなんだっけなんだっけ…すっっごい悪役だった気がするんだけどなあ…と思って調べるとドラマ「最愛」でメガネサスペンダー先輩(本性は女性たちに消えない傷を残すクソ犯罪者役)で出ていたんだった。あと、気が付かなかったけど私が大好きだったドラマ「路〜台湾エクスプレス〜」にも出ていたんだ…ちょっともう一回みてきますわ…


今週はそれぞれの角度から描かれる「世界の変化」その渦の中で生きる人たちのそれぞれの対比が描かれていたよね。万太郎のゆく道は難しい。

  • 植物学教室の変化(徳永と田邊の対比)植物学教室にはもう田邊なんて人間は元から存在していなかったような雰囲気だ…

  • 植物学の新旧

  • 実際に世界を見た者と日本から出ていない者

  • 陸軍の恩田(お国)、徳永と細田(従うもの)、万太郎(反発するもの)、里中先生(変化を受け入れる者)

  • 台湾にピストルを持っていくお国と植物図鑑を持っていく万太郎(とお寿恵ちゃん)

  • 台湾文化を禁じ、消し去ろうとするお国と、積極的に台湾人と交流し理解し、残そうとする万太郎

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