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金星探査機ダヴィンチ-ミツマチヨシコ

まだ打ちあがっていないNASAの金星探査機ダヴィンチ。先月の記事で書いた通り、気になっていたので(今月も遅くなりましたが)今回はこちらを取り上げてみました。

金星は、表面が500度近い温度で、何でも溶けてしまうような硫酸の厚い雲に覆われ、そこから雨が降っており、気圧も100気圧(地上は1気圧ですから、その百倍です)というすさまじい条件の為、これまで表面を探ろうという探査機は非常に寿命が短く、あまりいろいろなことが分かっていない星です。

そこで、雲の様子を探る日本の金星探査機あかつきが様々な成果を上げてきましたが、そろそろミッション終了になりそうです。
数年前、金星で生命活動で生まれる物質が見つかった、という話題で盛り上がったことがありました。その時にいくつかの金星探査ミッションが進められたのですが、その一つが地表に降下する際に様々な調査を行おうという探査機ダヴィンチの計画もありました。

金星探査機ダヴィンチ-ミツマチヨシコ

現在、金星探査ミッションはまた進まなくなってしまっていて少し寂しい気持ちですが、それでもじりじり進んでいるのではないかなと楽しみにしています。
地表では、過酷な金星も、雲の上のあたりなら高いところほど気圧は低く、気温も低くなるのでは?と思うので、空中を漂う謎の生物などいてくれないものかな、と時々夢想しています。

今月は、下旬に東京・大崎の光村グラフィックギャラリーで開催される「セミナー展」というグループ展に参加予定ですので、そこで何か新作を出そうと思います。(その作品を次号で出せたらいいなと画策中です)

ミツマチヨシコ
2002年から活動中の切り絵作家。水彩、漫画、動画なども作る。
作風はノスタルジック。ファンタジーとバンプオブチキンをこよなく愛している。
内なる宇宙をこの世界に持ち出し、未知なる外宇宙に思いをはせる日々。

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