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『NASAジェット推進研究所を小野雅裕さんと体験しよう』 @隆祥館書店 [二村知子]

 2020年11月に発刊された、『宇宙の話をしよう』の記念イベントは、コロナ禍の真っただ中だったこともあり、同年12月に、オンラインで開催しました。しかし今回は、小野雅裕さんが、久しぶりに帰国されることとなり、大阪でも講演交流会を行うことにしました。

2014年に『宇宙を目指して海を渡る』、その後、2018年『宇宙に命はあるのか』を上梓されたイベントの時は、お一人での来場でした。

2022年7月4日お店の前で待っていると、信号のところに、小野さんと小さな女の子が立っているのが見えました。愛娘のミーちゃんでした。そんなわけで、今回は、親子二人で隆祥館書店に来られました。最初に、お越しいただいてから、あっという間に、8年の年月が経っていました。

隆祥館書店でのベントの様子

 今回のテーマは、『NASAジェット推進研究所を小野雅裕さんと体験しよう』ということもあって、宇宙好きの子どもから大人まであっという間に定員に達しました。大人の方の中には、会社を休んで来られるという方もあったほどの大人気でした。
また、火星の表面の映像を見せていただきながらの説明の際には、小野さんも立ち上がり、熱く語られたので、皆さん目を輝かせ引き込まれるように、聴いておられました。

スクリーンに映し出される火星の台地に、子どもたちも興味津々

 そのあとの火星探索機ローバー・パーサヴィアランスについてのクイズでは、小野さんが出される質問に、ミーちゃんが、答えを言うお手伝いをしてくれたおかげで、最初は、緊張気味だった子どもたちのテンションも、徐々に上がっていきました。お一人、小野さんの出されるクイズに、毎回、一番に答える子がいて驚きましたが、サイン会の時に、共同制作者のお子さんだったということで、謎が解けました。質問も、子どもから大人まで、大いに盛り上がりました。

小野さんが出題するクイズの様子…
小野さんのサインを求めて…

サイン会では、小野さんの直筆のサインと、火星の絵に、ミーちゃんが、火星ローバー・パーサヴィアランスを描いてくれました。これが、また、特徴を掴んでいて感心してしまいました。

ロケットかがく for babies/クリス・フェリー (著), 小野雅裕 (翻訳)
小野さんのサインにミーちゃんがパーサヴィアランスを描く…

次回来日される時には、またお2人でぜひお越しいただきたいです。

隆祥館書店:二村 知子 | Tomoko Futamura
隆祥館書店店主 井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称したト-クイベントを開催、2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料サ-ビス、2020年6月より、お客様からのリクエストを受け一万円選書を始めている。

隆祥館書店:http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/

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