見出し画像

小5ボーイが歴史にハマっているわけ

我が家の小5ボーイはこの一年で目まぐるしく変化している。

特に脚の長さが尋常ではない。

現在147センチの身長に対して、160センチのズボンがツンツルテンになっている。

これは旦那としくん(180センチ)を超える日もそう遠くはない。


そしてそんなボーイが長い脚をソファで持て余しながら読み耽っているのが『幕末歴史図鑑』である。


遡ること数週間前、脚だけでなく暇をも持て余していたボーイは父親が図書館で借りてきた漫画『おーい竜馬』を手に取った。


ボーッとする習慣のないボーイにとって、やることがない時間ほど嫌なものはない。

令和のいま、娯楽に溢れている時代になぜ暇なのか?

それは鬼の継母が"あえて"そういう隙間を作っているからである。


ゲームは1日45分に落ち着いた。
数年揉めに揉めてここに辿り着いた。
(1日10時間やっていた日が懐かしい)

Huluは土日のみ、宿題が終わっていることが条件で何時間でも見ることができる。

YouTubeは見ていない。
一時期見ていたことがあったが、早口のゲーム実況ばかりで大人がその音が不快だったのと、案の定見出すと止まらないから。
(ボーイの友達はこの状況を憐んでいる)


『画面』を見出すと子どもは止まらない。
次から次へと面白い展開があり、勝手に映像と音が脳に飛び込んで来る。

願わくば、本を(漫画でもいい)読んで欲しい。

想像力を膨らませ、自ら思考し、能動的にその世界に入り込んで欲しいと思っている。


平日のボーイはゲームと宿題を終え、録りためたテレビ番組を消化すると、"暇"になる。

図書館で大量に借りている少年漫画も読み終わり、さてどうするかと考える。

そんな隙間時間に(父親の狙い通り)『おーい竜馬』に手が伸びた。


私は読んだことないけど、これはかなり面白いらしい。

ボーイは飽きることなく借りてくる度に読んでは父親にいろいろ質問し、幕末という時代にのめり込んでいった。

あまりに質問が多いので、すぐに『幕末歴史図鑑』を借りて提供した。

鉄が熱いうちだったおかげか、家族の大阪旅行にも持参し、ユニバの行列で図鑑を読んでいるボーイにクルーのおばさまが感激し大声で称えてくれた。
(ボーイは恥ずかしそうだった)


そんなこんなで来年の春休みに、高知へ旅行することが決まった。
時を超えて、ボーイと竜馬の縁を繋げたい。


そろそろ幕末熱も冷めるころかもしれないが、これからもこうしてボーイの興味の幅を広げていきたいなと思うのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?