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医師が開業を考えるとき

こんにちは。ハルドラです。

医師になって10年以上が経ちました。

大きな病院

小さな診療所

色んな場所を経験しました。

医師になると

一度は開業について考えます。

「医師が開業を考えるとき」

今日はそんなお話です。


1.医師のキャリア

医学部を卒業したあと

初期研修の2年間で

内科や外科などをまわり、

通常は「〇〇大学循環器内科」

のような医局に所属します。


さらに専門医を取るために

後期研修として3年間(以上)

多くの医師がすすむ道です。


専門医を取ったあとは

医局の人事で

いろんな病院に派遣されます。

そうした経験を積みながら、

医局内で教授を目指す医師もいれば

開業を考えるようになる医師もいます。


2.開業を考えるとき

自分で病院を作り

(場所を借りたり)

自分でスタッフを雇い

自分で患者さんを集める。

開業の大まかなイメージです。


医師が開業を考えるときは、

・実家が病院をやっている。

・医局内で教授を目指していたけれど

 どうにも難しいかもしれない。

・派遣されるのに疲れた。

・自分の力がどこまで通用するか。

・しっかり稼ぎたい。

などなど、

前向きな理由もあれば

そうでない場合もあります。


3.僕の場合

開業といっても

すべてを自分でやる

場合だけではありません。

ほかの人と協力して

開業することもあります。


僕の場合

介護施設をいくつか経営している

元・銀行マンの社長さんとご縁があり

一緒にクリニックをやろう!

ということになりました。


社長の夢は、

住み慣れた家で

最期まで過ごせるような

「在宅ホスピス」を作ること。


社長の夢を応援したい

その気持ちに動かされました。


自分一人で開業すると

たくさんの借金を背負ったけれど、

患者さんが来てくれなかったら。。。

そのようなリスクもあります。


社長さんと手を組むことで

そうしたリスクを避けることができるのも

一つの理由です。


正確には開業というより

「雇われ院長」

という形です。

家族にあまり心配をかけられません。


いろんなリスクを避けられるはずでしたが、

事態は思わぬ方向へ。。。

つづく。


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