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詩 6

幸せの
後先考え
思いしは
名もなき親子の
報いをぞしる

悲しみに
暮れし日々をも
超えた後
残るは心の
自由の賛歌

懐かしき
声に起こされ
まどろみし
目に映りしは
寂しい天井

亡き人を
思い募りし
日々にまで
残るは風と
土との音

君去りし
僕も去しに
残る場所
今はいかにと
思い巡らす

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