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夜に思う

夜。

闇夜に生きとし生けるものが声を潜める時。

静けさの中で機械の音だけが不気味に聞こえる室内。

少し明かりをつけて文章を書く僕。

腕が痺れる格好になっている。

針は静寂に厳しき時を刻む。

不思議な夜だ。

そもそも僕らがなぜ生きているかなんて

神様ですら知らないと思う。

だけど人は神を作り仏を作り生きてきた。

全ては人の心が作り出したのだ。

しんどい。

上手く寝付けない。

チャットで気を紛らわせていた僕。

いつの日かきっと大成してやるぞと意気込むよる。

師恩に報いるために頑張ろうと思う。

昨日は猛暑の中

何もできなかった。

儚い命よ。

寂しき時間よ。

敗北の時ではないが

勝利の時でもない今。

厳しき人生のなかで

僕らは生きる。

嘘やごまかしは通用しない。

通用しても綻びが出る。

生きている価値は自分で作るしかない。

誰も自分を直接肯定してくれる人はいない。

だから自分で自分を励ますんだ。

わかっているのに時たま

僕は自分を卑下する。

自分への冒涜と言われればそれまでだが

そう言う自分の癖もそろそろ愛してあげたい。

人間は完璧じゃない。

どこまでいっても厳しい現実との格闘だ。

悲しいくらいに今は何もできないが

将来皆の憩えるような

大木となりたい。

この願いが神や仏に通じますように。

南無妙法蓮華経。


ぺん太郎

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