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命と出会い

人の命短し。

今、自分は何に焦点を絞るべきか。

心は懊悩している。

自問自答は続く。

自身に本当に使命ありやいなや。

それを実証していく人生であらねば。

僕はもう悲しみに暮れている暇はない。

そう、腐っている暇はないのだ。

人生は本当に短い。

母を見ていると、とても感じる。

悲しみを何度も乗り越えた、健気な母よ。

悲しいくらいに神々しいその母性よ。

後何年彼女と一緒にいられるんだろう?

もし亡くなったら。

考えただけで恐ろしい。

涙も笑いも共にした家族よ。

いつか別れ別れになって、旅立つのだろうか?

ふと不安に駆られる。

若くしてこんなに女々しい僕を、誰か叱ってくれないか。

もう厳しく言ってくれる師匠も他界した。

あとは、まだ誰なのか分からないが「あなた」さえいてくれれば。

切にそう願わずにはおられない。


ぺん太郎

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