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占いって人間の行動・心理の統計結果なら彼らはカウンセラーなのか

マジックにタネがあるように、物事には必ず何かしらの理屈があって、特別な力なんてないと考えている。

そう、占いだって霊能者だって、必ず、タネがあるはずで、さも特別な力があるように見せかけているのは、相手を惹きつけるための言葉のテクニックだと考えています。

とすると、占いのタネって何なのでしょうか。

依然、テレビ番組で手相占いで有名な某芸人が、「占いは統計に基づき、起こる未来を指し示している」と言っていました。

これが占いのタネであるとしたら、占い師と呼ばれる人たちの見方が少し変わるのではと考えたわけです。

■統計から人の行動・心理は把握できる

統計は統計学と呼ばれるりっぱな学問であり、統計学は、天気予報をはじめ、ビジネスでも人の行動パターンや考えを予測するために利用されています。

心理学は統計を利用して人の心理を理解する学問であり、恋愛心理学など、様々な人の行動・心理を理解するのに一役買っている学問です。

とは言え、人の心理や行動パターン、考え方を、統計や心理学を使ったからと言って当てることは非常に難しいです。

医学的にも、人間の心は、生まれ持った性格や育った環境、周りの人間関係により大きく変わり、その人がパーソナル面を相手に全てさらけ出すことは、心理上、難しいとされているからです。

■人の心理を当てる占いの手法

では、なぜ、占いは未来が当たると言われているのか。。。

これは、占い師の手法を思い出してください。

彼らは悩みを告白してもらい占いを開始しますが、まず、相手の過去を占いって当ててくると言うパターンが多くないですか?

あれは、なぜなのか。。。しかも、「モノは言い様ですね」と言わんばかりの質問から投げかけて、徐々に具体的な質問へと変わっていくのはなぜなのか。。。

その理由は、相手を信じさせて、より深いパーソナルな面を自然に自ら語ってもらうことで、占いにおける統計から導き出す答えの精度を上げるためであると考えています。

人間の行動・心理に関して、統計から答えを導き出すには、人の心である以上、多くの基準や観点が必要であるのは、説明するまでもないと考えています。

知らない相手から多くの情報を引き出すためには、不信感を払拭し、信頼関係を生み、相手へ有益な情報をより多く与えることで特別な人と認識させることが必要です。

これを実現させるために必要なのが「過去を当て続ける」と言う行為です。

過去を当て続けることで、占い師と言うモノに対する不信感を払拭し、自分のパーソナルな面を当てられることで理解されていると感じ、深い信頼関係が生まれ、その信頼により深い情報を手に入れることができるわけです。

これは、ビジネスなどでも使われる自己開示テクニックに近いものです。

そうした結果、占い師は多くの判断材料を手に入れ、人間の行動・心理に基づく統計から、その人にピッタリな答えを見つけてくるわけです。

■占い師は最強のカウンセラー

こう考えるとですよ。

占い師って、最強のカウンセラーになると思うわけです。

ストレスや人間関係、夫婦関係などなど、あらゆる悩みに対して、最も適した答えを持っている人間の行動・心理を極めたプロ集団が「占い師」と言えるわけです。

未来や運命を占ってもらうだけでなく、身近なより狭い範囲での悩みでも占い師は答えを持っているわけです。

上述した通り、占い師は一般的なカウンセラーが引き出せないようなパーソナルな面も信頼と共に引き出してくれるため、より具体的な解決策が見いだせる可能性が高いです。

そのため、占いをカウンセラーとして使うと言うことも選択肢として、使うことも有りだと思いました。

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しかし、占いはテレビでもある通り、必ずしも良い占い師だけでなく、悪い占い師に合うと身を滅ぼしかねない事にご注意ください。

そのため、何でもかんでも占ってもらわず、より具体的な内容を占ってもらうことをお勧めします。

上記、リンクでご紹介している占いサイトは「電話占い」となっておりますので、占い師との距離を近づけないためにも、距離を置いた占いをお勧めします。

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