2024.8.10-18
友達とお好み焼き鉄板焼きの『鐵咲。』で乾杯
展示をふたつ、古本屋 『弐拾dB』さんを回り
立ち飲み屋『おかめ』さんの自家製梅酢を使ったバイスとおでん
イタリアン『ポルタ ディ マーレ』さんのスパークリング、白ワインで夏休みのスタートを切った
終電ならぬ渡船の最終便で帰る健気さ
二日酔いもなく、快調な滑り出しである
井筒さんが用意してくださった宇宙飛行士テストの真っ白なパズルをして
ペルセウス座流星群を芝生に寝っ転がって待ち、何個か飲みこむ
極大となる12日の23時頃には長く尾をひく流れ星がいくつも見えた
どこから流れ着いたのか思い出せないけれど、辿り着いた『永瀬清子生家保存会』から岸田真理子さんを知り、気になっていたら島で開かれた浜辺の絵画教室に参加できた
海風が吹き抜ける畑の中に佇む大きな栗の木陰で膝を付き合わせ、浜辺で拾った物を描く
「消しゴムは使わない」、「上手に描こうと思わない」、「線は思い切ってひく」
気負わなくていいんだと楽になった
見たままを線にして、見えるように色を塗っているのに、紙面に表れるのはピンクや水色がかったファンタジーばかりで驚いていると「これはこれでいい」と言ってもらった
ゆで玉子の殻を剥いたような自分の一面を知れたこと、目的を持って取り組むと世界の見え方、取捨選択が変わることに痺れた
『さんさん舎』に寄れば漫画をもらい、偶々居合わせた方と話していたら学校に作業療法士をと活動されている話を聞き、それは是非にと備後で活動されているお仲間に入れてもらった
部屋を片付けたり、お風呂を掃除したり、汗をたくさんかいて昼寝をして、映画を観ながら遠慮せずに好きなものを食べたり
海に浮かんだり、砂浴をしたり
RSRもサマソニもSNSで追って、家でチャゲアスを聞きまくった
気付けば会ってみたかった人、話してみたかった人、別世界にいるような憧れの人と一緒にすごすことが増えてきている
過去の残像に摑まって溺れそうになっても、ネバナラナイ教が必死で握りしめている理想像信仰から解脱しつつあることを思い出して息継ぎだ
ジブンナンテって唱えるのも吐き出してるんだと認識したらいんじゃないか
在りたいと思い浮かべる方に舵を切って、線をひいて、ファンタジーならファンタジーらしくプカプカと味わっていきたいと思えるようになった夏休み
ピントが合わないのはそこに在るからかと想像してみたり
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