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生命保険note『営業の「書かなくていいです」には気をつけよう!』


生命保険契約であるトラブルの一つが、

「言った、聞いてない」事件。


生命保険契約の際、健康状態の「告知」が必要なことは多くの皆さんがご存知のとことと思います。


そこで知っておいていただきたいのが、

口頭で自分の健康状態についての話しを
保険営業に伝えても、
それは「告知」をしたことにはならない

ということです。


たとえば、契約手続きの時、営業の人に高血圧の薬を飲んでいることを伝えました

するとその営業は「それは告知をしなくて大丈夫」との答え

そのアドバイスに従って、「告知書」という書面に高血圧の薬のことは記入しませんでした。

その後、高血圧を原因とする脳卒中で入院しました

保険会社は「告知義務違反」として、お金の支払いをしませんでした。
(契約そのものが解除されるケースもある)


このケース、圧倒的にお客さまに不利となります。

なぜならば、

保険営業に口頭で伝えたという証拠が無いからです。

「言った」

「聞いていない」

証拠となるのは、「告知書」がすべて。


具体的には、たとえば第一生命さんのHPにはこう書かれています。

生命保険募集人(当社職員、募集代理店および募集代理店の取扱担当者をいいます。以下同じ。)、生命保険面接士や当社の確認担当職員には告知を受ける権限がないため、口頭でお伝えいただいたり、健康診断の結果資料等を提示いただいただけでは「告知」にはなりませんので、ご注意ください。

生命保険募集人というのが、いわゆる生命保険営業のことです。

はっきりと、

生命保険営業には、告知を受ける権限がありません

だから、口頭で伝えても「告知」にはなりません

このように書かれています。


生命保険営業が、

自分の経験と知識に基づいて告知のアドバイスをすることは、もちろんあるでしょう(本来してはいけないけれど)。

けれどそのアドバイスが、

自分の営業成績を優先しているのか

お客さまのことを優先しているのか

その見極めは、残念ながらお客さま自身がするしか無いのが現状です。

お客さまにとって、とても難しいことです😑


この記事でお伝えしたいのは、

✅ 告知は自己責任であること

✅ 生命保険営業のアドバイスを信じるか信じないかも、自己責任

✅ 迷ったときには、書くことを選択しましょう

ということ。


生命保険は、もしもの時に役立つ商品です。

皆さんと、皆さんのご家族を守る商品です。

役立たなくなる可能性があるような入り方をするならば、

私は、入らないで貯金をしておいたほうがまだいいと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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