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生命保険note『生命保険の入り過ぎを防ぐには😆』

FPとしてお客さまの生命保険のコンサルティングをして、20年以上となりました。

世の中には、「なんで、こんなに入ってるの!?」とビックリするくらい、いつの間にかたくさんの生命保険に入っている方がいます。

これまでの最高だと、家のあちらこちらから証券やご契約内容のご案内などの書類がゴソゴソ出てきて、都合30件以上生命保険に入っているご家庭もありました。


これまで私が見てきたそんな方々には、ある傾向があります。

  • そもそも経済的ゆとりがある

  • 交友関係が広い

  • とってもいい人

  • 頼まれると断れない

  • 生命保険のことをよくわかっていない、わかろうとしない

良くも悪くも「利」より「人」、「自分」より「相手」が判断基準となる。

私的には、ぜひ個人的にお友達になりたいような方々ばかりです😊


けれど生命保険に入るということは、継続的な出費が伴います。

月々の支払いは大したことが無くとも、トータルで見れば大きな支払いとなるのが、生命保険です。

今風に言えば、使えばとてもお得だけれども、使わないでほっておくと高い買い物になる、サブスクのようなものです😱


では、どうしたら生命保険の入り過ぎを防ぐことができるのか。

専門的な保険の仕組みや必要な保障額うんたからかんたら・・・という話しではなく、日常生活の中で「まずはこんなことを気をつけて生命保険営業の話しを聞きましょう」という記事を書いてみたいと思います😁


✅ トータルでいくら支払うかを確認しましょう


「この人が言うのだから、間違いない!」

人を信用することはとても尊いことですし、人としてあるべき姿であると、私も思います。

けれど生命保険は、あなたの大切なお金を支払って買うものです。

10円や100円のものを気軽に買うのとは、訳が違います。

知っている人から勧められたからと言って、月々の支払い金額しか確認しないで買うのは止めましょう😁

自分のお金、家族のお金を大切に思うのならば、せめて、月々の支払い金額だけではなく、トータルでいくら支払うかを確認してください。

計算方法が分からなければ、営業の人に「全部でいくら払うことになりますか?」と聞けばいいだけです。

「よくわからない」と言われたら、「おまえは、金額わからないものを売るのかい!😠」と思えばいいのです。

トータルの金額がわかれば、それでもよくわからないままで買っていいのか悪いのか、義理やおつきあいを優先させるべきかどうか、自分自身の判断基準となるでしょう。


✅ いくら払って、いくら貯まるかを確認しましょう


「掛捨てじゃありません」

そんな言葉を信用して生命保険に入る方が、意外といます。

営業も決して嘘をついているわけではありませんが、掛け捨てではない、という言葉には、大きな幅があります😅

掛捨てとは、戻ってくるお金が無いこと。

逆に言えば、100万円払って1万円が貯まるだけでも、掛捨てでは無いと言えてしまうのです。

「掛捨てではありません」と言われて保険を勧めらた時には、いくら払って、いくら貯まるか(戻るか)を確認してください。

自信を持って保険を勧めている営業なら、迷いなくその数字を教えてくれるはずです。

もし迷ったり、わからなかったり、あるいは答えることに躊躇するようならば、一時停止しましょう😁


✅ なぜこの保険を「私」に勧めるのか、理由を聞きましょう


本来生命保険は、オーダーメイドであるべきです。

なぜならば、家計の状況や将来設計はそれぞれの家庭で違うのが当たり前。

そして、どんな病気や状況に不安を感じるかは、人それぞれ。


あなたぐらいの年齢で、収入で、家族構成だったらこれくらい掛けたほうがいいとか、こんな病気になったらこれぐらいお金が掛かるから、この保険に入っておいたほうがいいとか、一般論とか平均の話しはあくまで参考です🙄

「私」の家族構成や将来設計や不安な気持ちなど踏まえて、なぜ「私」にこの保険をお勧めするのか、聞きましょう。

営業が本当にあなたのことを考えた設計をしているのならば、きちんと筋の通った理由を説明できるはずです。

それができないならば、それは、生命保険会社が今、売りたい商品だったり、営業の方の成績に有利な商品かもしれません。


✅ 第三者の意見を聞いてみましょう


本当は別の生命保険営業だったり、ファイナンシャルプランナーだったりに、セカンドオピニオンとして相談するのが望ましいです。

けれど、そんな知り合いがなかなかいなかったりもするでしょう。

そんな時には、その営業の方をまったく知らないご友人などに、相談してみてはいかがでしょうか。

限られた小さなコミュニティだったりすると、なかなか難しいかもしれませんが、しがらみの無い第三者の意見を聞くのがいいと思います。

お互いわからないなりにも、何か新しい見方ができるかもしれません。


✅ シンプルに、保険会社名や商品名で、評価を検索してみましょう😆


ネット社会の良いところでもあり、恐ろしいところでもあります。

きっと、良い評価もあれば、悪い評価も出てくることでしょう。

けれど、全体としての良い・悪いの評価の傾向みたいなものは、ある程度わかると思います。

営業の人に、ぶっちゃけ「こんな情報をネットで見たけど、どうなの?」と聞いてみてもいいと思います。

その時に、悪いところも認めたうえで、それでもこんな良いところがあるとか、あなたにお勧めの理由がきちんと言えるのならば、ある程度評価しても良いと思います。

けれどもしその時に、ネット上の悪い評価は認めず言い訳ばかりして、一方的に良いところばかりを押してくるような営業の人だったら、私としては一時停止をお勧めしたいところです😁


✅ まとめ


  1. トータルでいくら支払うかを確認しましょう

  2. いくら払って、いくら貯まるかを確認しましょう

  3. なぜこの保険を「私」に勧めるのか、理由を聞きましょう

  4. 第三者の意見を聞いてみましょう

  5. シンプルに、保険会社名や商品名で、評価を検索してみましょう😆


生命保険という特殊な金融商品は、決して万人に対してではありませんが、やはり多くの方に必要な商品だと思います。

けれど勧められるままに、人間関係だけでなんとなく入るものでもありません。

生命保険のややこしい仕組みとかを知らなくても、勧められるままの入り過ぎを防ぐための、いくつかの判断基準を知っていただけたら嬉しいです😊


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* レビュー紹介 *

*婦人科ナースさん

★★★★★大人も読むべき良著

2022年6月15日に日本でレビュー

お金教育を受けてこなかった大人にもぜひ読んでもらいたいです。お金は一体何なのか?それを考える良いキッカケになると思います。昨今の詐欺事件。働かずしてお金を得ることばかりが注目されてますが、そうじゃないということを再認識出来ました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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