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やりたいのにできない。
私は心から愛していたものがあった。
部活動をすることで、私の価値が上がっているような気がした。
15年続けてたものだった。挫折を味わいながらも、何とか続けて努力を重ねていた。
なのに。
なぜ私はやめなきゃいけなかったんだろう。
たった1人の人間のせいで。
私は部内で孤独になった。みんなあの子の味方についた。
今になって「貴方の言っていることは間違ってなかった」なんて、都合が良すぎる。
私が体を壊して、心を壊してまで我慢した結果がこれだなんて。本当は続けたかった。大学に入ってから、大会の時にだけ会える友達もできた。
「強いね!すごいね!」
そうやって言ってくれる子が沢山居た。
なのに、たった1人の人間が、私を孤独にした。
やりたいのにできなかった。
やりたいとも思えなくなってしまった。
みんなは「そんなことで辞めるなんて勿体ない」なんて思うのだろうか。
たまに夢を見る。
中高生時代、苦しかったこともあったけれど、たくさんの仲間に囲まれてみんなで成長したあの時の夢。朝起きたら理由もない涙を流している。
また病気をした。
ストレスから来るものだった。
ずっと壊れてばっかりだ。いつになったら輝いてた頃の私が戻ってくるのだろうか。
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