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ペペロンチーノ34日目(5月26日)

まえおき

こんばんは。好きな忍術は、心転身の術。ペペロンちえみです。

直近で愛情について考えることがあったのですが、愛情ってなんなのでしょうか。例えば食材に対する「愛情」という表現も成り立ちます。もちろん、パートナーに対する「愛情」も文脈として違和感はありませんし、国に対する「愛情」は愛国心として表現されます。

日常にあふれているこの「愛情」という言葉の本質的な理解をするために、あれこれ悩んでいる最近です。

以下は私の今の答えです。

愛情があるかどうかは「自分の中に対象となるものを存在させる意志があるか」で判断することができ、その愛情の強さは「対象を自分の中にどれだけ解像度高くイメージできるか」で知ることができるかと思います。

対象がどういうものなのか、構成物質はなにか、なにを目的に存在しているのか、好きなものは?嫌いなものは?

あなたに恋人がいるとしたら、その人に対する「愛情」の深さは、その人に対する「解像度」の高さと比例関係にあると思います。どれだけあなたはパートナーに対する理解を持っていますか?あなたのなかにパートナーはどれだけ解像度高く存在していますか?そして、パートナーの中にあなたはどれだけ解像度高く存在しているのでしょうか?

それでもあの日の 君が今もまだ
僕の全正義の ど真ん中にいる
世界が背中を 向けてもまだなお
立ち向かう君が 今もここにいる

まとめると、どれだけ強く「心のなかに存在している」かが愛情の表れなのだと思います。

こんなことを語っている私は、実のところ25歳の独身男性です。そろそろ人生のパートナー探しを始めようと思っています。

今日のテーマ

今日のテーマは「寝かせ玄米を美味しく使う」です。

ついつい作りすぎてしまう寝かせ玄米を昼ごはんだけでは消費し切ることができなかったため夜ご飯でも使うこととなりました。食材を美味しい間にいただこうという思いは、きっと食材に対する愛情の表れなのでしょう。

どうにかしてペペロンチーノにうまく組み込みたいと思います。

結果として、冷蔵庫を中を眺めていると鶏むね肉をごま油に漬け込んでいたものと卵2個が目に入ったため「ペペロンチーノ×親子丼」が作れないかなと思いました。ですが、最終的に落ち着いた着地点が「親子丼」ではないことを予めご了承下さい。

正直なところ、今日のレシピはその場の思いつきですので上記の認識に相違ございません。

すべての行動に意味を追い求めてしまうと、少し息苦しいですね。今日の料理については、肩の力を抜いてご笑覧下さいませ。

今日のペペロンチーノ

ずっしりとしたマグカップです。

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まずはごま油に漬けた鶏むね肉を温めます。我が家で缶詰を温める方法を採用したのですが、缶詰と融点が異なることを考慮しきれておらず、ジップロックの袋が破けてしまいました。

そのまま下茹する工程まで完了したので、あまり気にはしません。細かいことを気にせず落ち込まないことが大事です。ちなみに、プラスチックを食べないように細心の注意を払いました。それでも食べてしまったときは、そのときです。

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オリーブオイルはいつもより多めの大さじ3使いました。理由は卵料理のため油が多いほうがスムーズにできるだろうと考えたためです。

結論は大さじ2のほうが良いかも知れないということでした。すこし完成がオイリーだったことは否めません。

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大きめのにんにく3片を半分にカットし、芽を取り除いて包丁の腹で潰します。

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こんがりと火を通していきます。このくらいまで茶色く色がついてきたら、香りをオイルに効率よく移すために、フォークで全体でにんにくを潰します。

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潰すとかなりにんにくの香りが強くなりました。とっても美味しそうです。にんにくだけで頂いても十分に美味しいのが確信できます。

じっくりと火を通さなければ、中まで火がしっかりと通る前に表面が焦げてしまいますので、辛抱強さが美味しい料理のためにはかかせません。

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写真を撮り忘れましたが、下茹でした鶏むね肉は手で繊維にそって割くことができますので、一口大の大きさに千切っていきます。

それらを先程のオイルに加え、唐辛子要素として七味を投入します。

七味は以下の3つが好きですが、今日は八幡屋礒五郎の七味を使います。長野の善光寺には青春の甘酸っぱい思い出が詰まっているので、とても懐かしい気持ちになりますね。

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小さじ1くらいを使います。いつもの粗挽き唐辛子のボリューム感と同じくらいです。

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冷蔵庫で保存しておいた寝かせ玄米を電子レンジで温めます。

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フライパンに加えて炒めます。この時点で、油が少し多かったかも知れないなあと反省しました。

チャーハンを作るにはちょうどよかったかも知れません。

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ケチャップはこのくらい投下します。ケチャップを投下した(してしまった)理由はオムライスを作っていると錯覚してしまったためです。

ここから私の中で親子丼とオムライスの概念が錯綜をはじめます。

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いい感じの色に仕上がりました。

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お皿にご飯部分をまずは盛り付けます。この時点でオムライスと親子丼とでオムライス側にかなり完成が寄っていっています。

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結果こうなりました。これはオムライスなのでしょうか。

私は親子丼でもあり、オムライスでもあると思っています。つまり、私にとっては親子丼でありオムライスだということです。

奥に添えられているのは、人参のマリネです。人参はピーラーで薄くスライスするという使い方も好きです。お皿に彩りを添えてくれる人参のことが私は大好きです。

それではいただきます。

味の感想

少しオイリーなことは間違いありませんが、全体として美味しいのハードルは15cmほど余裕をもって超えてきています。

ただ改善点はすでにいくつか浮かんでおります。

【親子丼としての改善点】
・ご飯を一緒に炒めない
・ケチャップではなく、醤油みりんベースの味付けにする。

【オムライスとしての改善点】
・甘みを追加するためにケチャップの甘さ以外の甘さがほしい
・おそらく卵に牛乳と少しのはちみつ(もしくは砂糖)を隠し味で加えるのが良さそうです

その他にもいくつかありますが、求めすぎてはいけません。次回のご飯系ペペロンチーノの際に思い出したいと思います。

そして、今後の錯綜を防ぐために近所の神社で夜の瞑想をしてきました。

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そして、ライトの色味に寄って季節外れの紅葉に出会いました。

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気分はとっても穏やかです。やっぱり夜の散歩は気持ちいいです。夜に散歩ができるような治安の落ち着いた街に今後も住みたいです。

本日は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました。

残り66日。

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