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ペペロンチーノ33日目(5月25日)

こんばんは。好きな元素はW(タングステン)、ペペロンちえみです。

周回遅れで一日前の記事を更新していますが、先週のレトルト三昧の日々に比べれば幾分か満足の行くペペロン日和を過ごせております。

人生は波の繰り返しだと思います。大きな波や小さな波、沢山の種類の波があると思いますが、私が大切だと感じていることは「波はあくまで外部要因」だということです。

そして、それ以上に大切なことは、「波をどう乗り越えていくかは自分のスタンス次第」だと思っています。

どんなに高い波だろうと、しっかりと準備をして乗り越える選択肢をとるのか身体の力を抜いて波を受け流す選択肢を取るのかは自分次第です。仕事であろうと趣味であろうと、死なない限りはどんな選択肢を取ろうが人生は続いていきます。

なので、波に人生を押し流されるのではなく、波をうまく乗りこなせるようになれるよう意識をして過ごしています。

今日のテーマ

今日のテーマは「和のペペロンチーノ」です。

昨日もわさび醤油を使った和の要素のあるペペロンチーノでしたがオリーブオイルがベースの和洋折衷といったところでした。ですので今日はかなり和に寄せたペペロンチーノを作りたいと思います。

今日は使うことができなかったのですが、近所のスーパーで九州で育てた小麦を使ったパスタを見つけましたので、次に「和のペペロンチーノ」を作る際には素材にもこだわりたいと思います。

今日のペペロンチーノ

今日はごま油を使います。オリーブオイルがにんにくと唐辛子に合うことは間違いないのですが、ごま油もにんにくと唐辛子に合うこともまたこの世の真理だからです。

よって、ごま油でもいいのではないか、という結論になりました。

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醤油を使用するため、塩の量は少し控えめにします。

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トータルでの塩分濃度をイメージしながら作ることに慣れてきました。

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にんにくも大きな片を3つ使います。半分にカットして潰した上でさらにぶつ切りにします。

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弱火でじっくりと火を通していきます。にんにくの取り扱いにもかなり慣れてきました。

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二日前に使用したサバ缶の残りのエキスに食べるラー油を大さじ1加えて味に輪郭をもたせようと思います。

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サバは一口大の大きさに予めカットしておきます。ほぐしすぎてしまうと食感がなくなってしまうため、絶妙な大きさになるようにコントロールします。

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納豆に先程の液体を加えます。納豆を糸をひくほどネバネバさせてしまうと、食べるときに食べにくさを感じてしまうと思うので、予め液体を多めに加えふわふわとした食感に近づけておきます。

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液体を投下したあとはこんな感じです。見た目はあまり良くないですが、とっても良い香りがします。

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にんにくが仕上がってきました。もうちょっとこんがりとさせます。

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ここに韓国産の粗挽き唐辛子を投入します。ペペロンチーノには粗挽きの唐辛子が合うというのが今の私の結論です。全体に絡みが行き渡り、唐辛子ごとの個体差にも味が左右されないからです。

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いい色ですね。食欲を非常にそそります。

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ここにメインのサバを加えて軽く炒めます。

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ある程度、炒めたタイミングで茹で汁を120ccほど加えます。蒸発して100ccくらいになるイメージです。ここに納豆を加えます。

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パスタの茹で時間が1分前になったら茹であげます。一本食べて、少しだけ芯が残っている状態(al dente)であれば丁度よいです。

そこからソースと和えながら最後の水分を吸水させます。

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お皿に盛り付けます。最後に岩のりを添えて完成です。

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非常に美味しそうです。それではいただきます。

味の感想

納豆のネバネバ具合も丁度良く、食べるじゃまになりません。そして味の要素は多いものの方向性が一致しているため喧嘩をしていなくて心地よいです。

全体の大きな輪郭を岩のりが丸く納めてくれているので、「和」を非常に強く感じることができました。

「このペペロンチーノのテーマはなんですか?」と聞かれたときに、多くの人が「和(日本)」「和食」と答えてくれるような気がします。とても満足の行く出来でした。

伸びしろがあるとしたら、パスタの小麦を国産にして地産地消をペペロンチーノで体現することでしょう。まだまだこだわる余地は残されています。

今の自分に満足はしつつ、一方で伸びしろを自覚してさらなる高みを目指すことが、何かを究める上で大切な精神状態かもしれません。

本日は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

残り67日。

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