ペペロンチーノ15日目(5月7日)
まえおき
おはようございます。机で仮眠をとったら朝、ペペロンちえみです。
チャレンジ失敗と思った読者の皆様。
安心してください、チャレンジ継続中です。
私の中でのチャレンジ失敗は、ペペロンチーノ3日目で以下のように定義されていました。
いずれ、業務による疲労の中で「少し仮眠を」と思って机の上で朝を迎えてしまう未来が見えていたようです。未来の自分を信用しすぎず、最終防衛ラインを適切に調整した3日目の私、グッジョブです。
そして、過去の自分との対話という話題つながりですが、1年前の入社研修を修了するときに1年後の自分に書いた手紙が昨日、届きました。
タイムカプセルを開けるようなワクワク気分で読みました。
最初の5年間の思考量と努力量とで、長期的なキャリアの方向性が定まると言われています。その最初の1年が終わりました。自分の活躍できる領域(can)、自分が活躍したい領域(will)、会社が自分を必要としている領域(must)をかなり把握できているのではないでしょうか。
また同期や関わる社員を大切に想うばかりに、自分を犠牲にしすぎていませんか? まずは自分が幸せを感じられることが大切です。will、can、mustを上手に使いこなして「やるべきこととやりたいこと」とを一致させ、自分を中心とした世界観で生きられるようにして下さい。
最後の一文から分かるように、私が好きな曲は「CENTER OF UNIVERSE」で好きなアーティストは「Mr.Children」です。
総てはそう 僕の捕らえ方次第だ
(「CENTER OF UNIVERSE」より)
あぁ世界は薔薇色
ここは そう CENTER OF UNIVERSE
僕こそが中心です
あぁ世界は素晴らしい
(「CENTER OF UNIVERSE」より)
私の世界の中心はいつでも私。とても大切で、それでいて忘れがちなことを一年前の自分が思い出させてくれました。
来年の自分に向けても、手紙を書きたいと思います。
今日は少し長くなってしまいました。ようやく本題のペペロンチーノです。
今日のテーマ
どうしてもパスタキング山田さんのレシピをいつも使っているDE CECCOで挑戦したくなりました。
昨日のパスタが特殊すぎたためです。昨日のこのパスタは、水で戻すなどの工程を加えて柔らかくすると、もっと食感がもちもちに近くなるのかもしれません。このパスタの攻略難易度は高めです。
では、リベンジです。
今日のペペロンチーノ
水は1500ccです。
パスタキング山田さんであっても、ご家庭で作るときには小さな鍋でパスタを茹でることがあるという事実に勇気づけられます。料理は自由です。誰がいつどこで食べるのか。そうです。すべては「僕の捉らえ方次第」です。
「料理は自由」と聞くと、この動画が思い浮かびます。
皆が失敗と決めつけても、本人が成功(のような何か)を手繰り寄せています。見ていて笑顔になれる幸せな動画です。
このアングル気に入りました。しゃもじはアクセントです。
塩分濃度は1%です。少し控えめです。
この良さに気づきました。味の感想で後述します。
にんにくも15gです。15gと20gを行ったりきたりしています。その日のにんにくに対するモチベーションしだいになりつつあります。
昨日の皮一枚残すとはこういうイメージです。
ペリっとにんにくから皮をはがせます。おすすめです。
みじん切りにします。
にんにくのみじん切りが、まだスムーズじゃないです。
大さじ2のオリーブオイルににんにくの香りを移します。
FILIPPO BERIOの一本目を使い切りました。二本目を買いに行きます。また違うオリーブオイルに近所のスーパーで出会いたいです。
にんにくが軽くキツネ色になったあたりからパスタを茹で始めると、時間としては丁度良くなる気がしています。
にんにくがみじん切りのときは投入から1分30秒くらい(弱火)で、にんにくがスライスのときは2分くらい、にんにくがぶつ切りのときは4分くらいのイメージです。
パスタを茹ではじめた後に、粗挽きの唐辛子を投入します。
小さじ1です。
すてきなオレンジ色です。一気に色が変わって食欲が増します。
この唐辛子、香りもよく辛みも適度で色味も強いので、ペペロンチーノ界ではチヤホヤされていること間違いないでしょう。
もちろん私も彼女を甘やかしている一人です。
パスタキング山田さんのレシピの真骨頂はここからです。
まず、茹で汁を20ccほど加えます。ここで20回ほど(乳化)シェイクします。オリーブオイルが唐辛子でオレンジ色に染まっているので、水と油が分離していることが見やすいですね。
al dente 7分のパスタを茹で始めてから4分で上げてフライパンに移します。
ここから、料理研究家リュウジさんと似た調理工程になります。
フライパンの上でパスタを茹でます。
水分が少なくなったら、パスタの硬さを確認します。al denteになっていなかったら茹で汁を30ccほど追加し15秒ほど茹でます。
これをひたすら繰り返します。
この際の火加減は弱火よりの中火です。水分が多く、にんにくが焦げる心配がないためです。
このくらいがal dente一歩手前です。あと30秒ほどでal denteですね。
今回はal denteになったらすぐに盛り付けて食べたいモチベーションが勝ってしまいました。al denteの写真は、また撮影します。
ペペロンチーノ10日目でも、al dente の分析をしておりますので、興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
al dente 一歩手前なので、大さじ2ほどの茹で汁を追加してパスタに水分を追加します。
この工程によって、パスタから染み出すデンプンをオイルソースにすべて含ませることができるため、オイルソースがよりとろとろでパスタに絡みやすく口当たりが良くなります。
盛り付けて完成です。そういえば最近パセリを忘れています。
パセリも乾燥パセリではなく、フレッシュパセリに乗り換えるなどして、パセリを使うモチベーションを高めていく必要がありそうです。
味の感想
Buonissimo!!!!(とっても、美味しい!)
これはすごいです。とっても美味しいです。
リュウジさんのレシピをコンソメキューブ抜きにすると、かなり似たような味わいになるのかもしれないと思いました。
パスタに絡みつくオイルソースが風味豊かで素晴らしいです。オイルソースにはにんにくと唐辛子の香りがばっちりと移っており、一口食べるたびに食欲がどんどんと加速していきます。
塩分濃度を通常よりも少なくしているのは、たくさんの茹で汁をフライパンに投下するからだと思います。今日の私も茹で汁を110cc〜120ccほど投下しているので、ちょうどよい塩分量(1.3%のときの70ccとほぼ同量)になっているのかもしれません。
パスタキングの真骨頂を拝見させていただきました。
もう一度言わせて下さい。
Buonissimo!!!!(とっても、美味しい!)
これを超えるペペロンチーノを作れるようになるのが楽しみです。
残り85日。
今日のデータ(Appendix)
塩の量:15.5グラム
パスタの量:100グラム
水の量:1500cc
オイルの量:30cc
にんにくの量:15.1グラム
唐辛子の本数:1本分(種100%)粗挽き
加えた茹で汁:20cc+30cc+30cc+30cc+10cc
総合評価:★★★★★★★★☆☆
塩加減:★★★★★★★★★☆
口当たり:★★★★★★★☆☆☆
にんにく感:★★★★★★★★☆☆
辛み:★★★★★★★★☆☆
麺のかたさ:★★★★★★★★★☆
本日は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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